ぐるっと流山 流山塗装工業会のボランティア

ページ番号7048 更新日 平成22年8月9日

向小金小学校の遊具をきれいに塗り替え  

ブランコのさびを丹念に落として

 8月8日、向小金小学校のブランコや滑り台などの遊具が、カラフルな色に塗り替えられました。これは、流山塗装工業会(村田耕一会長)の皆さんが、ボランティアで学校の遊具を塗りなおしてくださっているもので、昭和58年に会員の発案で始め、今年で実に28回目を数えるものです。


上り棒もカラフルに塗り分けて

 今年も真夏日となり炎天下での作業。向小金小学校は木陰が多いとはいえ、相当な暑さの中での作業となります。朝9時に集合した10人の熟練の職人たちは、てきぱきと仕事を振り分け、遊具の塗装に取り掛かります。


炎天下での作業

 まずは、錆びた部分や、塗装が剥げ落ちた部分を丁寧にへらでそぎ落とし、こびり付いた砂利や砂をタオルできれいにしていきます。最も重要なのはさび止めの下塗りだそうで、下地をきちんとしていない塗装はすぐに分かってしまうといいます。


ジャングルジムは塗装も大変

 本塗装も元にあった色と大幅に変わらないよう気を使い、何色もの色を作りながら塗っていきます。やはり一番大変そうだったのはジャングルジム。何人もの職人さんが上から順々に塗りだしますが、子どもが遊ぶジャングルジムだけに、入り込んで中央部分を塗るのは相当に大変そう。しかし、そこは熟練の職人さん。器用に手を伸ばし巧みに3色に塗り分けていきました。


流山塗装工業会の皆さん

 会員の皆さんは、休み返上で、塗料なども全て持ち出しで行ってくださっています。村田会長は「子どもが喜んでくれればと28年続いてきました。会員のみんなも、忙しい仕事の合間をぬって快く集まってくれるのでありがたい。今後も子どもの笑顔のため、流山に貢献できるよう続けていきたい」と話してくださいました。


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