ぐるっと流山 夏休み子ども体験教室

ページ番号7039 更新日 平成22年8月11日

 夏休み子ども体験教室「サイエンスキッズ」  小学生21人が科学工作に挑戦

サイエンス夢工房の山川先生

 8月5日(木曜日)に文化会館で、小学生を対象とした、地域の方との交流を通じての体験型教室「夏休み子ども体験教室」が行われました。この日行われたのは、3回シリーズの2回目「サイエンスキッズ」。東京理科大学サイエンス夢工房の山川幸子さんと助手の筑波大学大学院生・石松さんを講師に、市内の小学3年生から6年生21人が、楽器づくりや万華鏡づくりに挑戦しました


楽器作りで緊張を解いて

 サイエンス夢工房は、東京理科大学の教授や卒業生などで構成される皆さんで、流山の公民館事業などにもご協力をいただいています。今回の親子科学教室も、身近な材料を使っての工作を楽しみながら、「なんでこうなるんだろう?」という科学的な興味がわくような内容でした。


モールが踊って音が出ます

 最初に挑戦したのは、紙コップを利用しての楽器づくり。逆さにした紙コップの飲み口側に穴をあけ、厚紙で作った筒を差し込みます。コップの底にモールを丸めた玉を乗せればもう完成。筒をくわえて声を出すと、空気の振動でモールの玉が踊り、「ブブブ」と音がします。声の高さを変えると玉の動きも変わって、子どもたちは色々な音で楽しんでいました。


どんな模様が見られるかな

 最後に今日のメイン、万華鏡を作りました。試験管にビーズなどの模様の素と洗たくのりを入れ、のりの中でビーズなどがゆっくりと動くようにします。次に、フィルム状の鏡を反射面を内側にして三角柱の形に組み立て、底近くに試験管を通す穴をあけます。穴に試験管を通して覗くと万華鏡が完成。覗くとビーズがきらきらと輝き、子どもたちは歓声をあげながら繰り返し覗いていました。


想像以上の眺めに感激

 子どもたちからは「こんな綺麗な万華鏡を自分で作れるとは思わなかった」「夏休みの宿題として学校に出したい」と好評で、科学工作を十分に楽しんだ様子でした。また、はじめのうちは緊張気味だった子たちも、みんなで工作を進めるうちにすぐに仲良くなったようで、先生方などの大人や、学校も学年も異なる友だちとの交流も進んだようです。


次回もぜひご参加を

 次回、最終回を迎える夏休み子ども体験教室は、郷土・流山の史跡めぐり「郷土の歴史再発見」を8月18日(水曜日)に開催します。流山史跡ガイドの皆さんを講師に、近藤勇陣屋跡や博物館を見学しながら、幕末の新撰組の活躍など、私たちの暮らす流山の歴史を学んでみませんか。講座には若干の余裕がありますので、小学生の皆さんは夏休みの自由研究にいかがでしょうか。問い合わせは、文化会館(電話:04-7158-3462)へ。


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