ぐるっと流山 図書館こども教室

ページ番号7036 更新日 平成22年8月11日

図書館こども教室に夏休みの小学生64人 ブロッコリーからDNAを取り出して観察

DNAってなんだろうと考えている様子の写真

 図書館では、毎年夏休みに、子どもたちに科学遊びや実験を通して科学の本に関心を持ってもらえるようにとこども教室を開いています。今年の子ども教室は、8月6日(金曜日)、児童向け科学の本を多数出版されている坂口美佳子先生(科学読物研究会会員)をお迎えして、「DNAってなんだ?」をテーマに開催しました。午前中に中央図書館、午後に森の図書館で開催されたこの教室は、申し込みが1日で一杯になってしまうほど人気があります。


ブロッコリーをすりつぶしている写真

 今回は、人間の命の遺伝子であるDNAをクイズ形式で勉強したあと、ブロッコリーをすり潰してDNAを取り出すという実験をしました。1年生から6年生までの参加者と保護者の方々は、「人間のDNAの細胞をつなげると、地球の周りを300万周できるんだよ」という先生の説明に驚きの声をあげていました。


ストラップの作り方を説明している写真

 最後に、ビーズを使ってDNAの構造を真似た"二重らせんストラップ"を作りました。どの参加者の方も熱心にビーズ繋げに挑戦し、DNAのつくりを復習しながら、ストラップを作り上げていました。その姿に坂口先生も、「流山の子どもたちはねばり強いですね」と感心するほどでした。


坂口美佳子先生の写真

 今回題材となったDNAは、先祖から脈々と受け継がれ、今の自分に至っているものです。「みんなはおとうさんやおかあさん、おじいさんやおばあさんとずーっとつながって生まれてきているんだよ、そして地球上にはひとりとして同じDNAの人はいないんだよ」という先生の言葉が印象的な教室でした。


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