ぐるっと流山 美田自治会でグリーンカーテンの効果を測定

ページ番号7032 更新日 平成22年8月18日

カーテンの面積は昨年比1.5倍

測定作業前のミーテング「熱中症に気を付けて作業して下さい!」

 8月5日、市民活動団体「温暖化防止ながれやま」(平手彰代表)は、美田自治会と恊働してグリーンカーテンが地球温暖化防止にどれくらい効果があるかを実証する為の測定作業を行いました。江戸川大学の伊藤教授や学生6名を始め、総勢23名の協力を得て、気温、表裏温度差、葉っぱの表面温度、CO2濃度、面積などを測定しました。


炎天下のもと、グリーンカーテン周辺の環境調査

 美田自治会は昨年、「ストップ温暖化『一村一品』大作戦2010」(環境省主催)に千葉県代表として出場して環境大臣「優秀賞」を受賞しています。今年は「チャレンジ200」を展開中で約170軒のお宅がグリーンカーテン作りに参加しています。測定作業は、3班に分かれ美田自治会・安心町づくり部の役員の方の案内で行ないました。


測定作業をする江戸川大学ライフデザイン学科の学生

 今回の測定作業の目的は、環境データ収集だけでなく、地域住民や市民、NPO、学生などの恊働まちづくり体験学習も含んでいます。江戸川大学ライフデザイン学科の学生は、フィールドワークを通して地域住民とのインターシップを体験しました。良きパートナーとの恊働まちづくりは、「美田モデル」として全国に紹介されています。


ゴーヤカーテンで覆われたゴーヤ御殿

 美田自治会の松島会長のお宅は、1階から2階までゴーヤカーテンで覆われたゴーヤ御殿です。測定班が2階に上がって測定をした結果、カーテンの表側と裏側との温度差は摂氏0度から5度(平均2度)で、蒸散効果は摂氏0度から7度(平均2度)でした。今年は昨年よりもグリーンカーテンを設置するお宅が増え、総面積は昨年比5割増の1144平方メートルでした。2か月間で667.6キログラムのCO2を吸収したことになり、グリーンカーテンが温暖化防止に役立っていることが分かります。


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