ぐるっと流山 ギャラリー愉オープン

ページ番号7030 更新日 平成22年8月19日

南流山8丁目に個人ギャラリーがオープン  31日まで桑原万里子 墨彩書画展を開催

南流山8丁目にオープンしたギャラリー愉

  8月18日(水曜日)、南流山8丁目の流山街道沿いに「ギャラリー愉 YOU」がオープンしました。今年3月まで機械販売会社を営んでいた新井洋美さんが、会社を閉じた後に何か事務所を活用できないかと、改装して個人ギャラリーにしたものです。広さは約20坪ほどで、絵を飾るためのピクチャーレールやスポットライトなどの照明も施され、個人ギャラリーとしてはかなり本格的です。


ご主人の新井さんの作品

 ご主人の洋美さんは、写真や陶芸が趣味という方で、ギャラリーの表のガラス棚には洋美さんの陶芸作品も並んでいます。また、野々下にある知的障害者更生施設つつじ園で、7年前から毎週木曜日、生徒たちにボランティアで陶芸を教えている篤志家でもあります。奥さんの明美さんも、蕎麦打ちや墨彩画などをたしなむ、二人そろっての多趣味なご夫婦。ギャラリーの隣の部屋には、陶芸や蕎麦打ちができるスペースもあり、ご希望により体験もできるそうです。


桑原万里子先生の作品展

 オープンした18日から31日まで(午前9時30分から午後5時まで)は、ギャラリー愉の記念すべき初展示となる「桑原万里子 墨彩書画展・日めくりカレンダー原画展」が開催されています。生涯学習センターや柏市、松戸市などでも墨彩画や書道の教室を開かれている桑原万里子先生の、最新作をはじめとした作品28点が展示されています。月下美人や白ユリ、コスモスなど花の絵が多く展示されていますが、中には中国の兵馬俑やスペインのサグラダファミリア、相馬の野馬追い、流山のジンガラ餅行事などを描いたものもあります。墨彩画を桑原先生から教わっている明美さんが、最初の展示はぜひ、先生の作品展をと働きかけ実現したものです。


ヴィオラの演奏

 この日の夕方には、オープンを記念したミニコンサートも開かれました。出演されたのは、市内在住のヴィオラ奏者・岡本潤也さんとお兄さんの岡本幸慈さん(ピアノ)、お二人と幼なじみという土田聡子さん(ソプラノ)の3人です。潤也さんのヴィオラ独奏によるバッハの「無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009」で始まったこのコンサートには、ご近所の方や新井さんのお知り合いの方など約40人が集まりました。


キラキラ星を来場者全員で

 続いて、ベートーヴェンやショパン、ブラームス、ヘンデルらによるクラシックの名曲の数々が、ヴィオラとピアノで奏でられ、さらには透き通るような高音のソプラノが会場内に響き渡りました。プロの演奏や歌声を、飾られた桑原さんの墨彩画に囲まれながら、間近で楽しんだ皆さんはとても満足そうでした。最後には、モーツァルトの「キラキラ星」を来場した皆さんも一緒に振り付きで合唱。和やかな雰囲気のなかで、楽しいミニコンサートとなりました。出演された3人は、9月12日(日曜日)に松戸市の「森のホール21」で、ジョイントリサイタルを開かれるそうで、現在チケットも好評発売中とのこと。問い合わせは、みみミュージック(電話:047-344-7554)まで。

 今年の「広報ながれやま新年号」で特集しましたが、市内には生涯学習センターや杜のアトリエ黎明などの公共施設の他にも、個人で開いている個性的なギャラリーがたくさんあります。新井さんは、「このギャラリーは、何のこだわりもなく、どんな作品でも、3点でも4点でも、展示したいものがあればご相談ください」と自由なギャラリーを強調されていました。また、「地域の方が気軽にふれあえる場、お年寄りの方が趣味を発表する場としても活用していただきたい」とおっしゃられていました。ギャラリー展示に関してのお問い合わせは、新井さん(電話:04-7159-7764)(Eメール:arai3q@js6.so-net.ne.jp)まで。

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