ぐるっと流山 口腔がん検診

ページ番号7026 更新日 平成22年9月28日

流山市歯科医師会の口腔がん検診  定員を大きく上回る270人が受診

270人が検診に

 流山市歯科医師会主催の無料の口腔がん検診が、9月26日(日曜日)保健センターで行われました。定員の200人を大きく上回る申し込みがあり、当日は270人の方が受診しました。検診は問診から始まり、検診を希望する動機や、口の中で気になる点、気になりだした時期などを尋ねます。また、親・兄弟などの親族でがんにかかった方がいないかなども確認します。


口腔がん検診

 検診は、日本大学松戸歯学部の顎顔面外科学講座・神野准教授と口腔外科学講座・秋元教授以下、総勢8名の専門医の協力により丁寧に行われました。口腔がんは胃がんや肺がんと比べると発症頻度は低いものの、日本では年間約7,000人が罹患するなど、増加傾向が見られます。


口腔がん検診

 口腔がんは、舌にできる「舌がん」、頬の内側にできる「頬粘膜がん」、歯肉にできる「歯肉がん」などがあり、日本では「舌がん」が最も多く、口腔がん全体の約40パーセントが「舌がん」だそうです。ほとんどは、舌の側面や裏側にできるケースが多いそうですが、舌に限らず口腔内で、粘膜面が赤くなったり白くなったり、かたまりを感じたときは要注意だそうです。むし歯や合わない入れ歯などで摩擦されることが発症原因となることもあるそうです。


検診を受けられたご家族

 日頃から歯に自身のある方も、定期的にホームドクターにかかり、定期検診や歯周病予防を受けることが、早期発見につながるということです。市でも妊婦と20歳・30歳および40歳以上の方に歯周病検診を実施していますので、ご利用ください。検診では、気になる部分を専門医に診てもらうことができて、ほっとしたという方が多かったようです。流山市歯科医師会の先生方も「不安を取り除くお手伝いができた。これからも市民の皆さんの口腔ケアのお手伝いをしていきたい」と話してくださいました。


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