ぐるっと流山 初石公民館「あかちゃんといっしょ」

ページ番号7018 更新日 平成22年9月10日

1歳未満のあかちゃんとママのつどい  初石公民館で「あかちゃんといっしょ」開催

好評の「あかちゃんといっしょ」の様子の写真

 台風の影響で激しい雨となった9月8日(水曜日)、3か月から11か月の赤ちゃんとママが、初石公民館和室に集まりました。「子育てママのセミナー"あかちゃんといっしょ"」は、1歳に満たないあかちゃんを子育て中のママたちの日々のいろんな悩みを助産師さんや栄養士さんたちに相談する場、そして子育て仲間をつくる場として毎年市内の各公民館で開催しています。


自己紹介の写真

 この日は、初石公民館での開催1日目。18人のママ達は始めて顔を合わせました。この日の講師は、地域で新生児訪問活動などをしている助産師の小路和子さん。まずは自己紹介を兼ねて、子どもの名前の由来を参加者一人ひとりから聞きました。「優しい子になってほしい。湧き出る泉のような生命力をもって生きていってほしい。たくましく育ってほしい」など、それぞれの子どもへの愛情あふれる自己紹介でした。


スキンシップの写真

 続いてあかちゃんとのスキンシップ、ベビーマッサージを習います。好きな人に触れられるのは幸せ、あかちゃんには気持ちのいい思いをいっぱいしてほしい、と小路さん。これからの季節、鼻がつまるようなら小鼻の脇を軽くこする、便秘の子はおなかを「のの字」にマッサージ。「お母さんの手は魔法の手。いっぱい、いっぱい触れて、赤ちゃんには気持ちいい経験をたくさん持ってほしい」と伝えていました。


赤ちゃんtたちの写真

 あかちゃんを両足に乗せて向き合い、「メン、メン、スー、スー、けむしに、きくらげ、チュ」と顔をなぞりながらのわらべ歌も紹介されました。あかちゃんも嬉しそうにしています。さらに、ママのよくある悩みにも答えてくれます。「あかちゃんの頭の形をよくするため、向き癖にはタオルを使って身体ごと横向きに」「あかちゃんが泣きやまない時は、丸く抱くとお母さんのおなかの中にいたときと同じような形なので安心する」など、具体的な対応を話してくれました。泣くことでしか訴えられないあかちゃんには、ママとの信頼関係が基本、とも伝えていました。


マッサージでスキンシップの写真

 その後は、せっかく出会ったのだから、数人で輪になって話してみてね、と4~5人グループでのおしゃべりタイムとなりました。会場内はあかちゃんにミルクをあげる方やおむつを替える方、あやしながらおしゃべりする方たちなど、自由な時間がのんびりと過ぎました。ひとしきりおしゃべりした後は、小路さんの絵本紹介が始まりました。5か月がブックスタート、という小路さんは、初石公民館内の図書館・初石分館にある絵本から「てんてんてん」を紹介。「あかちゃんは擬音語が好き。絵本は絵を見て想像する世界だから、いろんな絵本を読むより好きな絵本を百回読むほうがいい」とのアドバイスにママたちは納得した様子です。


スキンシップの写真

 最後は質問タイム。「うんちが柔らかくて下痢状態だけど大丈夫?」と尋ねるママに、「あかちゃんの機嫌がよく、よく眠るようなら大丈夫。それより心配しているママの状態のほうが心配」と答えると、ママは安堵した様子でした。「しゃっくりが多いので心配」というママには、「みんなのなかで、しゃっくりよくする子は?」と小路さんが他のママに聞くと何人もが手を挙げ、「ほらみんな同じ、大丈夫」と参加者を安心させてくれます。次々と質問が出て、90分予定の第1回目講座は時間延長になりながらあっという間に終了しました。


質問タイムの写真

 帰り際には連絡先の交換をしているママたちの姿も多く、同じ小さな子どもを持つママ同士の交流も生まれたようです。最後に、「子育て仲間・顔見知りが増えて、"孤育て"じゃなく安心してみんなで育てていける、そんな仲間をもっと作ってほしい。でも、まずはママとあかちゃんの絆を築いていってほしい」と、小路さんは温かいメッセージでママたちを元気づけてくださいました。次回は9月14日(火曜日)、ママのケアを中心に「おっぱいのこと、身体の不調を整える」という内容で助産師の平岡いずみさんがお話します。この日の講座の様子は、JCNコアラ葛飾のデイリーニュースで放映され、放映後はパソコンから同社BBコアラのページで見ることもできます。講座に関するお問い合わせは、流山市文化会館(電話:04-7158-3462)へどうぞ。

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