ぐるっと流山 紙芝居を演じてみよう

ページ番号6828 更新日 平成23年1月24日

 紙芝居を演じるには  コツを学ぶ講演会が森の図書館で

紙芝居の演じ方を学ぶ様子の写真

 1月21日森の図書館で、初めて紙芝居を演じる大人の方を対象に「演じてみよう紙しばい~はじめの一歩~」が行われました。紙芝居の魅力や演じ方、絵本との違いを、実演を交えながら学ぶというもので、講師は子ども文化研究家で、紙芝居グループ"紙ふうせん"代表の中平順子さん。日本各地の教育機関や図書館などでの講演をはじめ、紙芝居公演や子ども文化講座を開催するほか、海外でもその国の言葉で紙芝居を演じ作品を通じての交流を広げています。


会場におかれた紙芝居の数々の写真

 ご自身のお子さんに紙芝居を演じたことがきっかけで、公民館で紙芝居『おおきくおおきくおおきくなあれ』を初めて公演した時、聞いていた子どもたちの目がキラキラしてきた。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも少年少女に戻って目をキラキラさせていた。また、演じた自分も控室で、鏡に映る自分が輝いていることに気がついた。その後、公民館、児童館、福祉施設などで公演活動を精力的に続けているとのこと。


紙芝居を実演している様子の写真

 この日は、観客参加型の『おおきくおおきくおおきくなあれ』を披露。小さなたまごがひとつ「おおきくなあれ」と観客が言うと、次の場面でたまごはおおきくなり、「何が生まれてくると思う?」と聞くと会場からは「へび」「だちょう」「きょうりゅう」などの声が。「紙芝居は作品、演じ手、観客が一体となるコミュニケーション文化です」と話されるとおり、次の場面で何が現れるか、会場も期待感でいっぱいになりました。


会場から多くの質問の写真

 紙芝居の歴史は80年。舞台は黒・茶・無地・三面開きなどがあり、扉の開け方、閉め方、紙芝居の抜き方、間の取り方、立つ位置などを教えていただきました。質問タイムでは、「赤ちゃん向けにお勧めの紙芝居は?気をつけることは?紙芝居と拍子木の関係は?舞台はどこで買えますか?」などたくさんの質問が出され、関心の高さがうかがえました。


紙芝居の数々の写真

 会場には、市内はもとより野田市、柏市などから70人の参加がありました。「演じ手にとって、いかにお話の行間を読むことが大切かが伝わりました」(野田市・60代)。「作品に引き込まれてしまいました。こんな風に自然に演じられたら素敵です」(流山市・50代)。「老人ホームで働いていますが、紙芝居をやってみたいと思い参加しました。声の穏やかさ、醸し出す雰囲気がさすがだと思いました」(流山市・50代)などの感想が聞かれました。また、この日の様子は、JCNコアラ葛飾のデイリーニュースで放送されました。


紙芝居を見学する参加者の写真

 次回の森の図書館の催しは、第36回森の図書館夢コンサート「集まれちびっこ!」~リズムにのって世界へとびだせ!~です。お楽しみに。
 日時:2月6日(日曜日)午後2時から2時30分
 会場:森の図書館視聴覚室
 曲目:世界中のこどもたちが、北風小僧の寒太郎、南の島のハメハメハ大王、ドロップスのうた、~ディズニーより~美女と野獣、アンダー・ザ・シー他
 出演:岡安弘子(うた)、伊津野志保(うた、お話)、渡辺郁乃(ピアノ)
 対象・定員:親子80人
 申し込み:不要
 費用:無料
 問い合わせ:森の図書館 電話:04-7152-3200


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