ぐるっと流山 流山おもちゃ病院

ページ番号6821 更新日 平成23年1月26日

愛着あるおもちゃを大切に 好評のおもちゃ病院 リサイクルプラザで開院

流山おもちゃ病院

 1月22日(土曜日)リサイクルプラザ・プラザ館で流山おもちゃ病院が開院しました。壊れたおもちゃを「ドクター」たちが直してくれるこの催しは、年を重ねるごとに人気となってきていて、この日も多くの「患者さん」が愛着のあるおもちゃを抱えて集まってきました。当日修理にあたったドクターは13人、合計42個のおもちゃを治療したり「入院」で預かったりしました。


代表の関谷さん

 流山おもちゃ病院は、平成18年11月に公民館主催の「おもちゃドクター養成講座」を修了した16人のおもちゃドクターで立ち上げた組織です。手先の器用な方や、現役時代に電気関係などの仕事をしていて退職された方などが集まり、ボランティアでおもちゃの修理にあたっていて、現在は37人の方が在籍しています。この日は、オープンの10時から早くも多くの患者さんの姿が。6卓ほどある診察台はすぐに一杯になり、30分もすると順番待ちの方が10人以上見られる盛況ぶりでした。


パトカーも完治

 「おもちゃは使い捨てが前提で作られているんですよ、だから分解しにくいものも多い」と話す代表の関谷さん。そういった分解できないものでも、切断と接着で対応したりと、できる限りの治療をしてくれます。機械を入れ込んだ縫いぐるみの依頼もあるそうで、縫製などが必要になると、機械には熟練のドクターたちもお手上げ。そうした場合は「入院」となって、ドクターの奥さんたちが治療を手伝ってくださることもあるそうです。


直って嬉しい

 この日朝一番に診療に来ていた市内の中山さん親子は、犬のおもちゃとパトカーの計3点を持ち込み、一時間足らずで治療が終わったそうです。息子さんは赤い犬のぬいぐるみが久々に以前のように元気に動き出すのを見ると、にっこりと嬉しそうな顔を見せてくれました。この日は、大きなレーシングカーの持ち込みもあり、ドクターは4人がかりで治療方針を相談していました。おもちゃの世界も日進月歩、新しい電子制御のものなど、複雑な仕組みのおもちゃも増えているそうです。


大型のおもちゃにも対応

 「新しい技術のものなどは仲間に聞いて徐々に覚えています」とドクターになって1年半の早川さんが話してくれたように、ドクターたちは、愛用のおもちゃが直って喜ぶ子どもたちのために修理に励んでいます。今後の開催予定はおもちゃ病院ホームページで紹介しています。市内各所のイベントにも出張していますので、どうぞご利用ください(コンピュータゲームなど、修理できないものもあります)。

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