ぐるっと流山 平和大使に本の読み聞かせ

ページ番号7519 更新日 平成23年7月27日

千羽鶴の糸通し作業にも参加

平和大使に本の読み聞かせ

 7月26日、公募によって選ばれた平和大使が市役所に集まり、本の読み聞かせが行われました。これは、8月2日・3日に、皆さんから寄せられた手づくりの千羽鶴と平和への想いを広島へ届けるのに先立ち、原爆の恐ろしさや平和の尊さについて学ぶ一環として行われたものです。

 読み聞かせの本は「おりづるの旅」。この本は、広島の平和記念公園にある「原爆の子の像」にまつわる話を絵本にした作品です。「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子の短い生涯と、禎子の死を悲しんだ同級生たちが二度と原爆が使われないようにという願いをこめて建てた「原爆の子の像」について描かれています。平和大使の子どもたちは、本の世界に引き込まれるように真剣な表情で聞き入っていました。


グループで話し合う平和大使の子どもたち

  読み聞かせが終わると、それぞれグループになって本の内容について感想などを話し合う時間がもたれました。子どもたちからは、「粘り強く頑張れば、願いが届くと思った」などの感想が聞かれました。また、友達のおじいちゃんに勧められ友達と一緒に平和大使に応募したという野村佑介君は「本の主人公と同じ年代だからわかることもある」と話していました。最後に、子どもたちが平和大使として任命された意味について、言葉で表さなくてもこの本を通して心の中で理解ができたのではというお話で終了となりました。


平和を願う千羽鶴

  読み聞かせ終了後、平和大使の子どもたちも千羽鶴の糸通し作業に加わりました。この日は、他に15人の糸通しのボランティアが参加されていました。小さな子どもたちも多く参加しており、糸と針を片手に黙々と糸通し作業をしていた姿が印象的でした。千羽鶴糸通しボランティアは、引き続き7月29日(金曜日)まで募集しています。場所は市役所第2庁舎301会議室で、午前9時から午後5時の間なら短時間でも参加可能です。お問い合わせは、企画政策課(電話:04-7150-6064)まで。


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