ぐるっと流山 「ムクムクビッグマンをつくろう!ビニールでできちゃう巨大ドーム」

ページ番号7484 更新日 平成23年8月2日

身近なものでムクムクビッグマン 美術家の水内貴英さんのワークショップ

「ムクムクビッグマンをつくろう!ビニールでできちゃう巨大ドーム」

  8月1日(月曜日)、流山市生涯学習センターで「ムクムクビッグマンをつくろう!ビニールでできちゃう巨大ドーム」というワークショップが開催され、小学生約50人が参加し、巨大なドーム人間を作り上げました。このワークショップは、夏休み企画として流山市生涯学習センターで開催中の「匠とつくる!アートであそぼう!展」の体験ワークショップのひとつとして開催されたものです。


約50人の小学生が参加

  ワークショップの講師は美術家の水内貴英さん。巨大ドーム人間は、家庭にもある「45リットルの透明ごみ袋」と「セロハンテープ」でできていて、ふくらませるのに用いたのも、なんと家庭用のドライヤーや扇風機という身近なものばかり。そんな身近な家庭用品だけで巨大なドームができてしまうことに参加した子どもたちもびっくり。

  水内さんは、「流山のこどもたちと、巨大な人間をつくりあげたい!」という思いから、「ムクムクビッグマン」と名付けて制作しました。参加した子どもたちは、小学校低学年から高学年の子まで幅広く、兄弟連れで参加した未就学児もいました。子どもたちには、1人1枚ずつビニール袋を配られ、水内さんから「みんなが過ごしたい夏休みをテーマにマジックで絵を描いてみよう!」という最初の指示があり、全員で絵をかきはじめました


両面には絵が描かれてある

  ビニールの両面にそれぞれの「夏休み」を描き、かき氷やカブトムシ、色とりどりの花火など、思い思いの「夏休み」を描いていました。絵が描き終わり、開いたビニールをグループに分かれてつなぎ合わせ、最後は大きな一枚のビニールにして、それを立体になるよう筒状に張り合わせると、そこからどんどん巨大な人間のかたちが見えてきました。


出来上がったビニールに温風を送り込む

  つなぎ合わせたビニールができあがり、最後にドライヤーの温風を送り込んでいくと、名前通りムクムクとビニールの巨人が起き上がり、30分かけて膨らみ、高さ6メートルを超す巨大なドームが完成しました。むくむくと起き上るまでに時間がかかり、なかなか思うようにふくらまず、少しずつ大きくなっていく姿を、下からずっと眺めて見守る子どもたち。お母さんお父さんも最後はみんなで参加して、巨人をたちあげるために手をかしてくれました。


風を送り込む子どもたち

  巨人がたちあがったときにはその場にいた参加者や、通りすがった人たち、センター利用者や職員からも、歓声と拍手がわきあがりました。巨人が立ちあがると、子どもたちは巨人の中に入って、中から見る風景を楽しんでいました。参加したこどもたちは、みんな思い思いに写真撮影をしており、「今日の絵日記に書くの」と話した子どももいるなど夏休みのいい思い出にもなったようです。


出来上がると歓声と拍手が

  完成した作品は、8月2日の17時まで生涯学習センターで見ることができます。また、この体験ワークショップが行われる「匠とつくる!アートであそぼう!」展は8月10日まで現在の展覧会を開催し、8月14日から8月28日までは世界の飛び出す絵本や仕掛け絵本の展示会を開催します。夏休み中に、普段はできない様々なワークショップを通じて、体験や思い出、そしてその作品づくりの楽しさや面白さを味わってみませんか。

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