ぐるっと流山 能登町の子どもたちが流山を訪問

ページ番号7477 更新日 平成23年8月8日

能登町の子どもたちが訪問 流山で工場見学やカプラ遊びを楽しむ

友好都市・石川県能登町の小学生24人が流山を訪問の写真

  8月4日(木曜日)、友好都市の石川県能登町から小学生24人が、中口憲治教育長を団長に、流山を訪問しました。流山の子どもたちが夏休みを利用して参加する「能登の自然体験学習ツアー」は毎年行われていますが、能登町から流山に子どもたちがツアーで遊びに来てくれたのは初めてのことです。

  能登町の子どもたちは、公募で集まった小学4~6年生。前日、浦安市の東京ディズニーランドを見学し、この日は、南流山駅でJR武蔵野線からTXに電車を乗り換え、流山市生涯学習センターに朝10時に到着。流山市子ども会育成連絡協議会(藍川幸子会長)が準備してくれた歓迎会で、井崎市長や後田教育長らの歓迎を受けました。


ファンケル千葉工場を見学の写真

  歓迎会が終わると一行は、バスで西深井にある流山工業団地に向かい、ファンケル千葉工場を見学。新川耕地を一望する工場の6階からは建設中のスカイツリーが見られましたが、あいにく天候が悪く富士山は見られませんでした。化粧品が医薬品を扱うような管理された工場でつくられる工程を学び、記念にいただいた基礎化粧品等を手に「お母さんへのお土産にしよう」と喜んでいました。

  午後からは、NPO法人松戸子育てさぽーと ハーモニーの皆さんのご協力を得て、カプラを楽しみました。カプラはオランダ人が考案した積み木の一種で、厚さ、幅、長さ(117.4ミリ) の比が1対3対15で正確に削られた小さな板。子どもたちは、NPOの皆さんの指導で、木片を共同作業で積み上げ複雑な構築を楽しみました。カプラ遊びを終えた子どもたちは、「能登の子どもたちと歌おう」という呼び掛けに応じた流山の子どもたちや中高年の皆さんと一緒に歌う「歌って健康!歌声サロン」に参加しました。

  能登町は、平成17年3月に能都町、内浦町、柳田村が合併して誕生しました。旧内浦町とは、以前から流山市民まつり物産展への参加など、友好都市として交流してきましたが、合併後も引き続き能登町との友好関係を続けていくこととなり、平成17年7月には災害応援協定も結んでいます。平成19年3月25日に発生した能登半島地震の際には能登町も、建物の倒壊や多くのけが人がでたことから流山市や流山市議会から災害見舞金をお届けしました。


「歌って健康!歌声サロン」にも参加の写真

  また、ことし3月23日の東京都水道局の発表で、金町浄水場から食品衛生法に基づく乳児の摂取に適さない数値の放射性ヨウ素が検出されたとの報道があり、金町浄水場と同じ江戸川を水源としている北千葉広域水道企業団の水を使用している流山市でも、乳児(0歳児)への水道水の摂取を控えていただくよう呼びかけました。翌24日早朝には約10トンもの海洋深層水が能登町から送られてきたことは記憶に新しいところです。今回のように次代を担う子どもたちが交流することで、友好都市の絆がより深まることが期待されています。


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