ぐるっと流山 第16回森の学校「またまた森々亭雷門花助独演会」

ページ番号7462 更新日 平成23年9月12日

~暑さも忘れて笑っちゃいましょ!~

第16回森の学校「またまた森々亭雷門花助独演会」の写真

 9月10日(土曜日)、森の図書館で第16回森の学校「またまた森々亭雷門花助独演会」~暑さも忘れて笑っちゃいましょ!~が開催されました。雷門花助さんは松戸市にお住まいで、二ツ目(前座と真打の間)。社団法人落語芸術協会に所属され、新宿末廣亭や池袋演芸場、お江戸広小路亭など各寄席でご活躍されています。流山では南流山のスタジオエンザや小学校の授業等でもご活躍されています。


多くの落語ファンが詰め掛けた会場の写真

  会場に出囃子が流れ、雷門花助さんの登場です。会場にいらっしゃるお客様の雰囲気に合わせて話をするという花助さん。「今日の会場には、人間を最近始めた方から、昔からやっている人までいて」と笑いを誘います。前半は子どもにも人気の「転失気」(てんしき)。知ったかぶりで負けず嫌いだから知らない事を認めたがらない和尚さん。ある日、お医者さんに診てもらうと「てんしきはありますか?」と聞かれ、わからないとは言えないのでしかたなく「はい」と答えてしまった和尚さん。小僧を呼び「花屋に行って、てんしきを借りてこい」と行かせるが・・・。知ったかぶりをする和尚さんが、「てんしきが実はおなら」と分かり会場は大爆笑となりました。


雷門花助さんの写真

 後半は、「もう半分」。酒好きのお爺さんが永代橋のたもとの居酒屋さんで「半分はんぶんとうるさいでしょうがな...1杯いただきますよりは、半分ずつ2度いただきましたほうが、桝目が幾分かお安いような心持ちがしましてな...酒飲は意地の汚いもので...。」と何杯も飲んでしまいます。そのお爺さんの忘れ物50両をネコババしたことから、居酒屋さんの身の上にいろいろな事が起こり・・・。花助さんの怪談話に会場は惹きつけられました。


会場の外で気さくに話している花助さんの写真

  終演後、会場の外で気さくに話している花助さんの姿が見られました。昨年1月に開催された独演会では、大勢のお客様が来場し立ち見する方もいらっしゃいました。「私が座って、お客様を立たせては申し訳ない」と言う花助さんのご配慮で、今回は予約制にして110人の方に独演会を楽しんでいただきました。


子どもから大人まで大好評だった独演会の写真

 「花助さんのお酒を飲むしぐさ、いもの煮つけの食べ方が本当に食べたり飲んだりしているようで上手い!」「生で聴く落語は楽しい」などの感想が聞かれました。森の図書館では、図書のテーマ展示をしています。今回の「またまた森々亭雷門花助独演会」に合わせて8月には落語やお笑い・幽霊や・お化けの本などを展示していました。今後も催しに関連した図書のテーマ展示をする予定です。読んでから、参加。参加してから読むなど図書館をどうぞご活用下さい。

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