ぐるっと流山 見世蔵の「子ども博士になろう!」

ページ番号7438 更新日 平成23年9月30日

国の登録有形文化財になった見世蔵の 「子ども博士になろう!」

見世蔵の「子ども博士になろう!」

  9月25日、万華鏡ギャラリー寺田園茶舗「見世蔵」にて国の登録有形文化財になった見世蔵の「子ども博士になろう!」が開催されました。このイベントは、7月25日に見世蔵が流山で2件目の国の登録有形文化財に登録された事を受け、子ども達にその事を知ってもらおうと企画されました。当日は、小学1年生から6年生までの子どもたち8人が集まりました。

  イベントは3部構成で、第1部は流山福祉会館で見世蔵が登録文化財に登録になった経緯を知り、第2部は屋根・柱・壁・天井の穴・鉄の扉についての問題が書かれた冊子を持ち、答えを探しに実際に見世蔵に出かけました。第3部は流山福祉会館に戻り皆で答え合わせ。流山歴史文化研究会の青木更吉さんの解説を聞きながら進みました。


第1部「文化財って何だろう?」

  第1部では、まず「文化財って何だろう?」からスタート。明治22年建築、歴史的景観に寄与するもの、現在NPO法人により公開/活用されていることも評価の対象になった事など、見世蔵が登録有形文化財となった理由を易しく分かりやすく、スライドを見ながら子どもたちとの会話形式で進みました。


第2部「見世蔵がどうして登録文化財となったのか?」

  第2部。「見世蔵がどうして登録文化財となったのか?」が分かった所でいよいよ建物を見学に行きます。問題が書かれた冊子を持ち、いざ見世蔵へ!最高級仕上げの黒漆喰の壁・靴石をはいた柱・鬼瓦が付いた屋根・穴があいている天井・鉄の扉のある窓などを観察し、問題の答えを一生懸命探す子ども達。


第3部は答え合わせ

 第3部。全ての問題に答え終わったら流山福祉会館に戻り、皆で答え合わせ。青木さんの解説を交え、登録有形文化財としての見世蔵の認識を更に深める子ども達。子どもからも質問が飛び出すなど充実した時間となりました。


取材を受ける参加者

 コアラTVの取材が入り子ども達は初めは緊張気味。しかも国の登録有形文化財という言葉に難しい内容かもしれないという印象がありました。しかし講座が進むにつれて歴史的な土蔵の雰囲気の虜になっていき「博士になった気分で面白かった!」と言って帰って行きました。コアラTVでは9月28日のデイリーニュースで紹介されました。


8人の小学生が参加

 「見世蔵」は流山本町界隈の活性化と観光振興を目的とした流山市の「流山本町見世蔵プロジェクト事業」の一環としてNPO法人グローバルながれやまが管理・運営しています。


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