ぐるっと流山 見世蔵が国登録有形登録文化財に登録

ページ番号7446 更新日 平成23年9月26日

市内では呉服新川屋に続き2例目

見世蔵が国登録有形登録文化財に登録

  7月25日付けで流山2丁目にある「寺田園旧店舗」が国登録有形登録文化財に登録となりました。市内では同じ通りにある呉服新川屋(加6丁目)に続き2例目で、県内では154番目です。寺田園旧店舗は明治22年築で、昭和38年に新店舗が県道沿いにできてから倉庫代わりとなっていましたが、昨年8月1日に万華鏡ギャラリー寺田園茶舗「見世蔵」としてよみがえりました。歴史的に貴重な建造物と世界一の万華鏡のコラボレーションが織りなす幻想的な世界が広がり、オープン以来多くのお客様をお迎えしています。


記念のセレモニーが開催されました

 文化財に指定した文化庁から登録証と登録プレートが届いたことから9月24日、市教育委員会が設置した説明看板の除幕式とあわせ見世蔵で記念のセレモニーが行われました。式典には、井崎市長や見世蔵所有者の寺田英一さん、万華鏡作家の中里保子さん、見世蔵を運営するNPO法人グローバルながれやまの加藤恵子代表など関係者を含め約50人が集まり、国登録文化財への登録を祝いました。


井崎市長から登録証と登録プレートが授与されました

 式典で寺田さんは、「旧本町の活性化に役立てばと、万華鏡ギャラリー見世蔵のオープンに協力させていただきましたが、予想以上に多くの方に見ていただき本当にうれしい。今回の登録を機に、この建物が長く保存できるよう大切にしていきたい」と挨拶、井崎市長から登録証と登録プレートが授与されました。


説明看板の除幕式

 続いて、説明看板の除幕式が行われ、寺田さんや井崎市長が紅白のひもを手繰ると布で覆われていた真新しい看板がお目見えしました。看板には、「旧店舗は、通りに唯一残る黒漆喰仕上げの土蔵造りで、本体は間口四間奥行二間、二階建て寄棟造、平入瓦葺である・・・」といった建物の説明や、昭和23年頃に撮影されたという店先を写した貴重な写真も掲載されており、早速、見世蔵を訪れた方々がご覧になっていらっしゃいました。


さまざまなイベントや催しを開催

 見世蔵では、世界的万華鏡作家・中里保子さんの作品や、覗いた人自身が万華鏡の模様になる大型万華鏡「プリ蔵くん」が常設されているほか、万華鏡作り教室や昔を語る会などさまざまなイベントや催しを開催しています。10月15日から23日までは、市内在住の切り絵作家・飯田信義さん「切り絵展」が行われます。市内の美しい風景や歴史的な建物、伝統あるお祭りなどが切り絵で描かれています。ぜひ、ご覧ください。問い合わせは見世蔵(電話:04-7103-2817)まで。(月曜日・火曜日休館)


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