ぐるっと流山 「舞台ワークショップ」

ページ番号7436 更新日 平成23年10月4日

高校生を対象とした「舞台ワークショップ」 演劇部の高校生が舞台技術を学びました

「舞台ワークショップ」

  文化会館で開催される千葉県高校演劇秋季発表会にむけ、演劇部の高校生を対象とした舞台全般の基本操作を学ぶワークショップが、9月27日に文化会館でホールスタッフの指導のもと行われました。演劇発表会では、高校生自身が舞台設営から照明、音響操作まで全てを担当します。安全に設営、操作するためにも、舞台の仕組みを知り、操作を体験することは大切なことです。今回は、会場となる文化会館のホールスタッフによる直接指導で行われました。


舞台に関する説明を受ける生徒たち

  指導にあたってくれたのは、舞台チーフの山崎さん、照明担当の高野さん、音響担当の大橋さんの3名のスタッフです。まずは山崎さんから、舞台機構、名称、搬出入の方法や安全に行うための遵守事項について、そして照明に関しては灯体の名称の話しなどが、全体説明として行われました。


舞台道具をセット

  次に、舞台、照明、音響の各担当に分かれてのレクチャーと体験。舞台担当の高校生は、山崎さんの指導のもと、舞台監督の役割や綱元の操作方法と体験、さらに舞台を演出するための道具である平台をセットしてみるなどを体験しました。また、音響担当者は大橋さん指導のもと、音響卓の使い方や操作方法、音源についての説明を受けたほか、音響にとって大切なケーブルの巻き方などを体験。


調光室での操作

  照明担当者の生徒は高野さんから、灯体の扱い方や照明仕込み図の描き方などの指導を受け、実際に調光室での操作も行いました。短時間ではありますが、学んだことを実践してみようと、舞台上で演劇部顧問の先生方が寸劇「泣いた赤おに」を演じ、それに合わせて照明をあてたり、音響をつけてみる体験をしました。初めて操作体験をした高校生は、照明の効果や音響効果の奥深さや楽しさを知り、さらに舞台を作り上げる意欲と興味を持ったようでした。


演劇

  今回参加した高校は、千葉県高等学校文化連盟演劇専門部第一地区の学校で、市内の流山高校、流山おおたかの森高校のほか、東葛飾高校、県立柏高校、柏中央高校、柏の葉高校、流通経済大学付属柏高校、野田中央高校の8校です。この8校は、10月15日(土曜日)16日(日曜日)に秋季発表会を行います。どなたでも入場いただけますので、是非、高校生の若さあふれる舞台をお楽しみください。また、文化会館では平成24年2月12日(日曜日)に高校生による「高校演劇20分シアター」を開催します。今回のテーマは「絆」。高校生が考え、伝える絆はどんなものになるでしょう。楽しみです。お問い合わせは、文化会館(電話:04-7158-3462)へ。

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