ぐるっと流山 「猪俣猛のジャズヒストリー講座第2弾」

ページ番号7428 更新日 平成23年9月5日

最終回が終了 演奏映像に会場は酔いしれました

「猪俣猛のジャズヒストリー講座第2弾」

 9月4日(日曜日)、震災の関係で延期になっていた「猪俣猛のジャズヒストリー講座第2弾」の最終回が、生涯学習センターで行われました。これは、春までに3回受講し、震災の関係で4回目が受講できなかった方のために今回開催されたものです。「JAZZ IN NAGAREYAMA」の新聞を見て初めて参加された方もいました。

 まずは、「WE3」(前田憲男さん・荒川康夫さん・猪俣猛さん)の20年前の映像から始まりました。前田憲男さんと猪俣猛さんを結んでくれた西条孝之助さんや妻でありジャズボーカルのテリー水島さんも画面に登場。すると、「可愛いね」と猪俣さん。のろけながらの進行に会場からは笑いが起こりました。


テリー水島さん

 前田憲男さんのインタビューの映像が流れ、音楽との出合い、音楽に関して恵まれた環境だったことや常に身近にレコードプレーヤーやピアノがあったこと。さらに、中学で出会った先生が今の自分の方向性を示してくれ、高校に入ってJAZZに興味が芽生え、人に言われてやっているのではなく「自分の性に合っている」と話していました。


俣猛さんの音楽のルーツ

 次に猪俣猛さんの音楽のルーツに話はうつり、小学4年生の時、宝塚でオーボエ奏者の父を見たのがきっかけとなり、中学生の頃には机を叩いたりするのが好きだったこと。さらに、昭和28年にジーンクルーパーを生でみたこと、スイング・スイング・スイングを聴いたことでドラムの世界に入ったそうです。また、猪俣さんはドラマーであるのと同時に子どもたちへの教育に力を注いでおり、ワークショップ活動も熱心です。教育テレビ用に録画されたVTRが紹介され、そのなかの子どもたちは身体中でリズムを刻んでとっても楽しそうでした。この活動は猪俣さんのライフワークとなっているそうです。


子どもたちとのワークショップ

 最後には、48年間の夢を叶えた瞬間、築103年目を迎えたカーネギーホールでの映像。猪俣猛さん「The3rd」によるスイング・スイング・スイングの16年前の映像が流れると、受講生も、生音楽ではないけれど身体が自然と動いてしまうと、とても大喜びでした。この日は講座最後となることから、全員で猪俣さんを囲んで記念写真を撮り、猪俣猛ジャズヒストリー講座は終了しました。


猪俣さんを囲んで記念写真

 猪俣さんの生演奏をお聴きになりたい方は、9月23日(金曜日・祝日)、24日(土曜日)に、流山市文化会館で流山ジャズフェスティバルが開催されますので、是非お越しください。日本を代表する総勢100名ほどのジャズミュージッシャンたちが流山に勢ぞろいします。身近で本物のJAZZに出会えます。現在、チケット好評発売中です。前売り券、2日間通し券がお得です。電話予約も受け付けていますのでお気軽にお電話ください。お問い合わせは、流山市生涯学習センター(電話:04-7150-7474)、もしくは流山市文化会館(電話:04-7158-3462)まで。

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