ぐるっと流山 第57回流山市文化祭

ページ番号7363 更新日 平成23年11月7日

お茶や盆栽などの伝統文化を楽しむ

第57回流山市文化祭

 流山市文化会館と流山市生涯学習センターを中心に第57回流山市文化祭が行われ、連日多くの愛好者で賑わっています。流山おおたかの森高等学校吹奏楽部をゲストに10月22日のオープニングセレモニーから始まった今年の文化祭は11月20日までのおよそ1か月間の予定で開催されています。生涯学習センターでは、11月1日までに絵画や工芸、彫刻、書道の展示を終え、11月3日(祝日)から6日(日曜日)までは、写真や華道、手工芸などが展示されました。

 11月6日(日曜日)、市内各地で行われている文化祭を訪問。初石公民館で茶道が披露され、日頃、大日本茶道学会の並木幸仙先生にご指導いただいている芝浦工大付属柏高校茶道部の生徒13人が2階の茶室を訪れました。会場には、着物姿の茶道を学んでいらっしゃる方々をはじめ乳幼児連れのご家族や後田教育長らの姿も見受けられました。和室では正座して、ホールでは椅子にかけてお茶をいただきました。

 文化会館の3階、中央公民館では、文化祭の一環として囲碁大会も行われ、初級者や上級者などに分かれ熱戦が繰り広げられました。ことし4月から囲碁のプロ棋士として活躍されている高橋真澄さん(22)がゲスト参加。人気少年漫画「ヒカルの碁」世代の若きプロ棋士として今後の活躍が期待されています。

 文化会館ホールのホワイエでは、日本盆栽協会流山支部創立40周年を記念した盆栽展が開催され、丹精込めて育てた29作品が、構成の総合美や風格、鉢や卓、添えものとの調和などを競いました。小さな鉢の中に、壮大な自然の景色を創り出す芸術作品と言われる盆栽は、四季を通して、自然が織り成す美しい変化や生命の鼓動を感じることができます。

 生涯学習センターでは、少年少女俳句大会の表彰式が行われました。9回目を迎えた同大会には3,152人の児童・生徒から7,223句の俳句が寄せられ、市長賞には「江戸川に大きく咲いた花火かな」(南部中3年・藤田有紀さん)と「夏の夜空に花さく祈りの火」(東小5年・高野雄地くん)が選ばれました。これらの入賞作品は、来年2月に市役所1階の市民ギャラリーに展示される予定です。

 文化祭の今後の予定は、来週13日(日曜日)には生涯学習センターで映写会が、文化会館で歌謡がそれぞれ行われます。また、19日(土曜日)には詩吟が、20日(日曜日)には舞踊がそれぞれ文化会館ホールで計画されています。いずれも入場は無料でどなたでもお気軽にご覧いただけます。お問い合わせは、生涯学習課(電話:04-7150-6106へ。


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