ぐるっと流山 笑って健康!お笑い大行進15で初笑い

ページ番号6680 更新日 平成24年1月4日

1月3日に開催、福袋を贈呈

笑って健康!お笑い大行進15

 笑って健康!お笑い大行進15 が、お正月の1月3日、流山市生涯学習センターで開催されました。お屠蘇とお正月番組に少々飽きたという方々約200人が、初笑いを楽しみました。通常は、1月4日からの開館ですが、「新しい年も笑う門に福を招きましょう」と初めて三箇日以内に行われました。人気番組の箱根駅伝の放送時間と重なったこともあり、漫才の途中で「いま、東洋大学が優勝しました」というサービスアナウンスもありました。


約200人が初笑いを楽しみました

 笑いと健康学会会長の澤田隆治さんのプロデュースで続けられている「笑って健康!お笑い大行進」シリーズも今回で15回目。これを記念して15回欠かさずいらしてくださっている柏市の石川さんに漫才協会のカレンダーがプレゼントされました。入場の際には、澤田さんから客席の全員に「福袋」がプレゼントされました。福袋の中は、澤田さんがプロデュースされた「昭和のお笑い名人シリーズ」のDVDや浅草のキャラクタークッション、玩具、キャラクターペンセットなど。また、チケットをもぎった半券で、1月15日(日曜日)に文化会館で開催される「クミコINORI(祈りチャリティコンサート」のペアチケットや出演者全員のサイン入り色紙など豪華賞品が当たる抽選会も行われました。


新人ペアの「豚と真珠」

 トップバッターは、2人合わせた体重が183キロという結成1年の新人ペアの「豚と真珠」。どちらが豚で、どちらが真珠かわかりませんが、体型を活かした自虐ネタを連発して、客席を笑わせました。澤田会長は、「まだまだ粗削りですが、コンパスのように流山からスターを育てたいですね」と呼び掛けました。ななちゃんは、「20歳です」と言うだけで会場から「おおーっ!」という声が漏れるなど不思議なステージです。やっさんは、暴走しそうな若いななちゃんをフォローしながら身体を使った元気な芸を展開していきます。

 続いては、1月2日に富山テレビ放送で「お正月スペシャル ふるさと応援プロジェクト ほっこり!とやま再発見」に出演したばかりのコンパス。コンパスの中島和彦さんが富山県出身であることから2時間の正月特番に出演されたものです。相方の西本宏一さんは流山市にお住まいということもあり、この日も出身の流山北高校の関係者らも応援、地元のケーブルテレビ「JCNコアラ葛飾」も取材。同局の「デイリーニュース」で1月5日、6日頃に放送予定だそうです。舞台では、「広報ながれやま」を小道具に、マジックや霊感などのネタで客席を笑いの渦に巻き込みました。

 3番目に登場したのは、前回の「三味線歌謡ショー」のように漫才以外の懐かしい大衆芸能を織り交ぜる試みで、今回は初めて大衆芝居を企画。年季の入った芝居は子役時代から一座を張る「ザ風林火山」。敵をあやめて牢に入り、出所した主人公が妻と再会するシーンでは、「牢に入ったのは通算何年?」「妻の名前は?」と客席に問題を投げかけたりしながら、参加者との掛け合いで繰り広げる人情まげもの喜劇に大笑いの舞台が展開されました。

 第1部のトリは、ご存知、大宮デン助劇団出身のベテラン日高てんさんと、俳優出身の菊地じんさんの名コンビ「チャーリーカンパニー」です。「楽をして金持ちになる方法を伝授する」というテキヤ役と「あんちゃん」と呼ばれる若いサラリーマンが21歳の年の差や容姿の差を武器にミステリアスな笑いの要素もプラスされた秀逸のコントに結果がわかっていても笑ってしまう繰り返し。浅草の伝統芸に大きな拍手が贈られていました。


漫談家・中津川弦さん

 休憩を挟んで第2部では、立川志らく主宰の"らく塾"にも参加シャープでホットな漫談家・中津川弦さんで幕開け。客席の最前列に「招待券ではなく、チケットを購入してこの席をゲットしました」という婚約者の女性も応援に駆け付けていらっしゃいました。亜細亜大学落語研究会第34代会長を経て、平成17年に漫談家・鯉川のぼる師匠に入門した中津川さんは、水谷豊さんや松任谷由美さん、布施晃さんのものまねを織り交ぜながら、コンビやトリオが多い漫才の舞台で一人漫談を披露しました。


ケン正木さんのマジック

 皇后陛下の還暦のお祝いの会で手品を演じた奇術名人・ケン正木さんのマジック。「笑うことと手先を動かすことは健康によい」とカードマジックの方法を指南。カラオケマジックなどコミカルなトークマジック、日本古典奇術の和妻やテーブルマジックなどを得意としていますが、この日も、3日前の紅白歌合戦で紅組のトリで坂本冬美さんが歌った「夜桜お七」のカラオケをバックに扇で花吹雪を舞わせる正月らしいマジックも披露。驚きの歓声と笑いが交差するステージに、澤田会長も「マジックが上手なだけでなく、笑いを振りまくのがすごい」と絶賛でした。

 続いて、昭和49年に第22回NHK新人漫才コンクール優秀賞を受賞し、平成3年に 真打に昇進したベテランコンビ春風こうた・ふくたのお二人。ネタの最中にツッコミで背広まで噛むのが有名ですが、この日、ふくたさんが、こうたさんの背広の肩を噛んだのは2回。長野県と埼玉県というそれぞれの実家の自慢話から正月らしい初詣出やゲン担ぎのネタでテンポよく笑わせてくれます。


おぼん・こぼん師匠

 大トリは、昭和40年に学生漫才でデビューというベテランエンターテイメント・おぼん・こぼん師匠。漫才だけではなく歌あり、タップダンスありという漫才協会副会長らしい貫録のステージで華やかな世界を展開します。この日のネタは、バスガイドの京都案内。東京オリンピックの年に漫才を始めたという高校生コンビも63歳という円熟の芸に大きな歓声や拍手が贈られていました。次回の「笑って健康!お笑い大行進16」は、2月13日(月曜日)午後1時30分から流山市生涯学習センターで開催されます。
チケット予約やお問い合わせは、流山市生涯学習センター(電話:04-7150-7474)へ。


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