ぐるっと流山 蔵のカフェ+ギャラリー灯環がオープン

ページ番号13502 更新日 平成24年11月2日

蔵のカフェ+ギャラリー灯環がオープン

灯環がオープン

 11月1日、流山1丁目の旧道から少し入ったところに、歴史的建造物を利用した「蔵のカフェ+ギャラリー灯環」がオープンしました。歴史的な建物を活用し、流山本町と利根運河周辺の活性化を図ることを目的とした流山本町・利根運河ツーリズム推進事業補助金の対象事業で、流山本町の新名所となることが期待されます。当日は、井崎市長や経営する秋元由美子さん、地元自治会の秋元浩司会長、商工会議所の丹森富雄副会頭がテープカットを行いました。


古い蔵がリニューアル

 オープンセレモニーで経営者の秋元さんは、「長年の夢であったカフェの経営が、古い街並みを生かした形で叶いました。流山本町を訪れていただいた方々に、癒しの場を提供したい」と語りました。来賓として訪れた井崎市長は、「万華鏡ギャラリー見世蔵、イタリアンレストラン丁字屋、ベーカリーカフェ蔵日和に続き、歴史的建物を利用した4件目のオープンです。明治時代の蔵が、新たなツーリズム推進の資源になったことを喜ばしく思います」と挨拶しました。


前庭にもテーブルが置かれ

 この建物は、ササヤ寝具店さんの蔵で、明治31年に近くにあった呉服店からひき家したものだそうで、建てられたのはもっと以前ではないかとのことです。土蔵造りの二階建てで、一階は厨房にカウンターとテーブルの客席があります。二階に上がると真ん中に大きなテーブル席があり周りの壁には、絵画などが展示できるギャラリーとなっています。見上げると、太い梁がむき出しのままで、しっかりとした屋根組が昔の建築の匠を今に伝えています。また、前庭にはテーブルとベンチが置かれ、柔らかい日差しの中でゆったりとした時間を過ごすこともできます。


店内の様子

 オープンセレモニーが終わり通常営業となると早速、オープンを待ちわびた方々が店内に入りコーヒーやケーキなどで憩いのひと時を楽しみました。秋元さんは笠間焼や益子焼など陶器が大好きとのことで、店内で使われるコーヒーカップやお皿などは、秋元さんが陶器市などでコレクションしたものです。「コーヒーと一緒に器も楽しんでいただきたいですね。気に入った器でコーヒーを飲んでいただけるようにしたいです」とおっしゃっていました。


二階はギャラリー

 二階のギャラリーでは、近くにお住いの切り絵作家・飯田信義さんの切り絵作品が展示されています。今回展示されているのは、近藤勇の陣屋跡や一茶双樹記念館、赤城神社などの名所に加え、夏祭りや菜の花の江戸川、浅間神社の節分など、いずれも流山本町界隈にゆかりの作品16点です。この展示会は11月11日までで、営業時間内に入場無料でご覧いただけます。また、飯田さんの切り絵作品が印刷された流山探訪カレンダーを、昨年に続き観光協会が作製しました。市役所商工課にて一部600円で販売しています。問い合わせは、市役所商工課(電話番号7150-6085)まで。


白壁がきれいな灯環

 灯環では、通常営業に加えさまざまなイベントも行う予定です。12月の予定は次のとおり。
 12月5日(水)
 第1部:クリスマスリース講習
 ▽時間=10:30~12:30 ▽定員=15名(定員になり次第締め切り) ▽参加費=3,500円(珈琲or 紅茶、軽食付き、お土産付き、材料費込み)
 第2部:キャンドルホルダー講習
 ▽時間=13:00~15:00 ▽定員=15名(定員になり次第締め切り) ▽参加費=2,800円(珈琲or 紅茶、お菓子付き、お土産付き、材料費込み)
 


新たな憩いの場に

 12月8日(土)
 ヴァイオリンニスト アントニオ・クリスマスコンサート
 ▽時間=18:00開演(17:30開場) ▽定員=20名(定員になり次第締め切り) 参加費=3,200円(クリスマスデリプレート+ワンドリンク付)
 申し込みは、電話、ファクスまたは直接、灯環へ
 【灯環】
 営業時間=10:30~17:00(土・日曜、祝日は9:30~17:00)※月・火曜定休(祝日の場合は翌水曜)
 住所=流山1-155
 電話=04-7158-0221
 


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