ぐるっと流山 小・中学校や図書館に「無言館」関連図書などを寄贈

ページ番号18704 更新日 平成25年10月15日

「無言館」「無言館を訪ねて」「無言館の詩」などを全小・中学校、全図書館・分館に寄贈

「無言館」関連図書などを寄贈

  8月31日から9月16日まで生涯学習センターで開かれた戦没画学生「祈りの絵展」には、市内外から約7千人の方々が見学に訪れました。この展示を企画運営した「無言館」展流山実行委員会の上谷代表と宮内副代表らが10月10日、教育長室を訪れ、「無言館」「無言館を訪ねて」「無言館の詩」など「無言館」関連図書や、流山在住の童話作家白木恵委子さん作の無言館の絵をテーマとした創作童話「青いぶどう」のDVDなどを、市内の全小・中学校23校、全図書館・分館6館に寄贈してくださいました。

 


寄贈いただいた図書など

 無言館所蔵・戦没画学生「祈りの絵」展のほかに関連企画として、オープニングセレモニー、黒坂黒太郎コカリナコンサート、「無言館」館主・窪島誠一郎による講演会と著書サイン会、平和を願う「朗読の音楽のつどい」が行われました。今回寄贈された図書などは、これらの収益金の一部から購入して寄付いただいたものです。上谷委員長は、「あの時代のことを風化させてはいけない。子どもたちにも、平和や戦争について考えていただきたい」と後田教育長に本を手渡されました。

 


「無言館」展流山実行委員会の皆さんと後田教育長

  同展の報告書をお持ちいただき、県外や関東以外の県からの来場者があったことや、「戦争の不条理、平和の大切さを感じた」「流山市で無言館所蔵品を見ることができてうれしい」などのご意見が多かったことなどをお話しいただきました。また、今回の「祈りの絵展」を見にこられた方が、長野県上田市にある「無言館」を訪れたという方もいらっしゃったそうです。後田教育長は、「小・中学校への図書などの寄贈、ありがとうございます。今回の「祈りの絵展」は、市民の力で行ったことに意義があり、価値があることだと思います。このような力がつながっていくことが必要なんだと思います。私たちも、平和への願いを改めて考えていかなければなりません」と謝意を表しました。図書館・分館には、戦没画学生人名録が寄贈されています。ぜひご覧ください。


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