ぐるっと流山 フィジーの学生が視察に

ページ番号17033 更新日 平成25年6月14日

流山本町界隈を視察

  6月13日、フィジー共和国の学生が流山市を視察に訪れました。これは、JENESYS2.0プロジェクトの一環として行われた事業だそうです。このプロジェクトは、外務省が主催し2007年から実施したJENESYSの後継として、アジア太平洲諸国の地域間で実施される青少年交流事業です。視察に来られたのは、先生1人と南太平洋大学に在籍する学生や同大学が推薦する他校学生、高校生19人の総勢20人です。一行は、6月10日から20日までの間日本に滞在し、これまで都内の先端科学技術施設などを視察しました。


挨拶をする井崎市長

   フィジー共和国の学生一行は、13日昼頃、流山市に到着。この日はあいにくの雨でしたが、NPO法人流山史跡ガイドの会会長・青柳孝司さんによるガイドで流山本町界隈にある丁字屋や見世蔵、浅間神社などを見学しました。その後、市役所に場所を移し、流山市の事業紹介が行われました。事業紹介の前には、井崎市長による挨拶が行われ、フィジー視察団一行の記念撮影も行われました。フィジーの学生たちは、用意された新選組の羽織に身を包み写真に笑顔でおさまりました。


フィジーの学生たち

   その後、マーケティング課による事業紹介が行われました。流山市のプロフィールやなぜシティプロモーションは必要なのか、流山市が行っているシティセールスなどについて紹介され、学生たちは特に送迎保育ステーションやフィルムコミッションについて興味を示していました。流山本町界隈を視察した学生による感想が発表されました。男子学生からは、「浅間神社の富士塚は、富士山に登れないような人でも登れるようにとの考えがあって、他の国では見られない発想がいいと思った」、女子学生からは「日本の伝統的な建物が今まで保たれて、新しい形となって生まれ変わったことがすばらしい。フィジーでのまちづくりでは、ハード面を中心としたものだが、日本では、住んでいる人を中心に考えてまちづくりを行っていると感じた」などの感想が聞かれました。


フィジーの学生たちからお礼の歌

  学生を代表し、カロロ ロバート ディビッドさんから「市役所の皆さんやガイド、関係者の皆さんにお礼を申し上げます。特に強調してお伝えしたいのは、自分たちの文化に誇りを持っている姿、高齢者を大切にしている姿に感動しました。自分たちの伝統を守ってきたものを壊さずに進化していく流山市の取り組みを、フィジーの人たちに紹介したい」と挨拶されました。最後に、フィジーの皆さんからお礼の歌が披露されました。この歌は、フィジーでは、お客さまとお別れする最後の夜に歌われる歌で、「流山市」という言葉をアレンジした歌詞で披露していただきました。市役所には、これまでにも4年ほど前にインド下院国会議員が、最近では今年1月にボツワナ共和国の大統領室付職員が視察に訪れています。


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