ぐるっと流山　NPO法人流山市国際交流協会　活動発表会2014

   平成26年12月6日（土曜日）、初石公民館で、NPO法人流山市国際交流協会活動発表会2014が開催されました。当日の参加者は130人で、舞台のある公民館会場はほぼ満席となりました。NPO法人流山市国際交流協会の杉浦武会長からの開会の挨拶から始まり、各事業部の日ごろの活動の成果を紹介する発表会が行われました。また、今回、特別企画として、「バンクーバーの朝日軍」の原著者である古本善庸さんによる講演もあり、映画の上映前の感動のお話を伺うことができました。
 

  文化交流事業部の発表では、外国人も参加して太極拳を取り入れた「木蘭扇」という中国の舞踊が披露されました。ワールドハーモニーのコーラスグループは、世界各国の歌を原語で唄い、日ごろの練習の成果を発表しました。木蘭扇の練習日は、原則第1・第3月曜日、ワールドハーモニーの練習日は、原則第1・第3金曜日です。
 

   日本語講座事業部では、毎週水曜日の午前中、中央公民館で、在住外国人に日本語を教えています。外国籍の小学生、中学生には教育委員会からの委託を受け、NIFAの日本語講師が各小中学校に派遣され、子どもたちがある程度日本語を習熟するまで、丁寧な指導を行っています。発表会では日本語を教える授業の一部が披露されました。
 

   特別企画として、映画「バンクーバー朝日軍」の原著者である古本善庸さんによる講演が行われました。古本さんのお父さまがカナダで、バンクーバー朝日軍のメンバーとして活躍され、人種差別にあいながら、野球を通してフェアーな精神で戦い続けた生き方について描かれています。現在、妻夫木聡さん主演の映画　「バンクーバーの朝日」は、12月20日に封切られました。テレビ解説でも古本さんのインタビューが放映されました。
 

   ホームステイ事業部では　毎年USAのレッドランズ大学生やオーストラリアのレッドリンチ高校生を長年に渡り
ホストファミリーとして受け入れています。他にもホームビジットなど、できる範囲で対応しています。今回は日本独特の文化を披露するため、大変エネルギッシュな「はなび」のメンバーが、よさこいソーランを披露しました。

   14クラスある外国語講座の英会話上級クラスでは、「外国人に対する流山市観光案内」という寸劇を披露。流山市に訪れ道に迷っている外国人に、散歩中の夫婦や親子連れが英語で一生懸命、流山市の観光ポイントを説明する、とてもユーモアとウィットに富んだストーリーに笑いが絶えませんでした。
 

    ピアノとサックス、エレキギター演奏に合わせて、外国語講座事業部のメンバーによる合唱も行われました。「上を向いて歩う」をそれぞれ学んでいる言葉の韓国語・中国語・英語で、クラスごとに唄った後、会場の観客皆さんと一緒に日本語で歌い、会場は大きな一体感に包まれました。外国語支援事業部では、在住外国人のために5か国語に翻訳した生活情報の案内資料を作成し、言語支援、通訳支援も行っています。作成した資料や依頼のあった支援活動を紹介しました。江戸川台駅東口前にある「国際理解サポートセンター」では、外国人相談窓口も設けています。ご相談時には、NPO法人国際交流協会についてもお問い合わせください。国際理解サポートセンターの電話番号は04-7128-6007、ファクス番号は04-7128-6384、メールアドレスはnifa-support@bz04.plala.or.jpです。

 

関連リンク

• 国際理解サポートセンター
• 国際交流協会のホームページ(新しいウィンドウで開きます)