令和7年流山市議会第4回定例会(開会日一般報告)
開会日(令和7年11月27日)
一般報告及び提案理由の説明に入ります前に、昨日発生した断水の件についてご報告申し上げます。
昨日18時45分ごろ、野田市の東京電力パワーグリッド新野田変電所の火災に伴う停電により、市内の広い範囲で断水が発生しました。市民の皆様に大変なご迷惑をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます。
ただちにポンプを再起動し送水を開始するとともに、20時7分にライン及びエックス等で広報に努めましたが、三輪野山、長崎、向小金を中心とした市内の広い範囲で赤水が発生し、市民の皆様にご不安を与える事態となってしまいました。
今朝午前8時現在、赤水も収束に向かっておりますので、安心して水をお使いいただければと思います。
今後とも、安心安全な水の供給に努めてまいります。
市政に関する諸般の報告を申し上げます。
人口の動静および財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。
はじめに、公共施設のゼロカーボン電力への切り替えについて申し上げます。
本市の公共施設のうち、高圧受電施設48施設において実施していたゼロカーボン電力の調達については、エネルギー価格の高騰により令和4年度末をもって中断していましたが、令和8年度から、新たに5施設を加えた53施設を対象に、市内の電力事業者である京和ガス株式会社との契約により、再開することといたしました。
これにより得られる二酸化炭素排出量の削減効果は、年間4,713トンとなり、杉の木に換算すると約33万6,600本になります。
次に、メルカリShopsの開設について申し上げます。
11月21日、公共施設の移転や庁内の備品の更新などにより生じる市の不用物品について、廃棄数を可能な限り減らすことを目的として、メルカリShopsの流山市アカウントを開設しました。
メルカリShopsの開設は、千葉県内の自治体としては本市が初めてです。
この取組により、少しでも資源の有効活用を図り、環境負荷の削減に寄与してまいります。
次に、流山市民まつりの開催結果について申し上げます。
10月26日、「第47回流山市民まつり」が流山総合運動公園全域で開催され、約1万3千人が来場しました。
あいにくの雨模様ではありましたが、姉妹都市物産展をはじめ、森のグルメレストラン・青空市・こども広場・はたらく車・福祉会場など恒例の各ブースに加え、ステージでは、姉妹都市、北上市の伝承芸能の鬼剣舞が披露されるなど、幅広い世代が楽しめる祭となりました。
次に、市総合防災訓練の開催結果について申し上げます。
10月19日、南流山第二小学校で「第48回総合防災訓練」を実施し、自治会や関係機関など1,517名が来場しました。
大規模な地震の発生を想定し、避難所開設訓練や物資輸送訓練などの各種訓練を行ったほか、今回初めての取組として予告なしのシェイクアウト訓練を実施しました。
災害関係車両などを数多く配置し、展示ブースを充実させたことで、地域のこどもを含め多くの方に来場いただき、地域一体となって防災や減災の意識を高める機会となりました。
次に、高齢者等市内移動支援バス事業の一部終了について申し上げます。
病院のご協力により、高齢者が病院の送迎バスの空席に無料で乗車できる高齢者等市内移動支援バス事業について、令和8年1月1日から、流山中央病院が運行するルートが一部終了及び変更されます。
「松ヶ丘コース」については、病院受診のための送迎バスのみとしての運行となり、市発行のパスカードを利用した、病院を受診しない方の乗降はできなくなります。
「新Bコース」については、これまでの週6日の運行から、月・水・金の週3日の運行に変更となります。
次に、災害時安否確認の情報提供に関する協定の締結について申し上げます。
11月6日、流山市介護支援専門員連絡会と、災害時安否確認の情報提供に関する協定を締結しました。
本協定は、災害発生時において、介護支援専門員、いわゆるケアマネジャーが各事業所の業務継続計画に基づき実施した安否確認の結果について市に情報提供いただくものです。
当該提供を受けた際には、福祉的な支援が必要と判断される方に対し、市及び医療福祉関係者が連携して継続的な支援を円滑に行うことで、防ぎ得る災害関連死と二次健康被害を最小化することを目的としています。
これまで市の災害対応に関する協定では、福祉分野の人材との事例は無く、今回が初めての協定となります。福祉と防災の連携が重要とされるなかで、この協定を契機として、市民の安心・安全に向けた取組をより一層推進してまいります。
次に、プレミアム付きデジタル商品券の販売について申し上げます。
物価高騰が続く中、市民の消費の下支えとして、PayPayを活用したプレミアム付きデジタル商品券を販売いたします。
1セット6,000円分の商品券を5,000円で販売するもので、10万セットの販売を予定しており、商品券は、本事業に参加する全ての店舗で利用できるA券3,000円分と、対象店舗のうち指定の店舗で利用できるB券3,000円分のセット販売となります。
12月1日から18日までPayPayアプリから申込可能で、申込多数の場合は抽選を行い、12月19日から購入いただけます。
購入した商品券は令和8年3月10日まで「流山市プレミアム商品券」のポスター等が掲示された約1,400店舗で利用できます。
詳細は広報ながれやま11月21日号や特設サイトで案内を行っているほか、スマートフォンやアプリの操作に不安がある方も利用いただけるよう、11月23日から12月24日まで市内公共施設7カ所で相談会を計12回開催します。また、市内のソフトバンクショップでどなたでも無料でご相談いただけます。
次に、令和7年度流山花火大会の開催結果について申し上げます。
10月4日、江戸川の河川敷で令和7年度流山花火大会が開催されました。
昨年度と同様、三郷花火大会も同時開催され、恒例のスカイミュージカルをはじめ、両市合わせて約1万3千発の花火が打ち上げられ、流山会場は約10万4千人の観覧者で賑わいました。
次に、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用した補助金制度の開始について申し上げます。
11月17日、本年6月に採択された地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用した太陽光発電設備と蓄電池の補助金を開始しました。
市民と事業者を対象に、「自家消費型」として設置した太陽光発電設備とこれとセットで導入する蓄電池に対して、現在実施している補助金に上乗せして本補助金を交付します。
一例として、個人の既存住宅に太陽光発電設備を設置する場合、これまでは最大で10万円でしたが、これに最大で35万円上乗せして交付されます。
本制度の導入により、太陽光発電設備の設置が促進され、二酸化炭素排出量が、年間で約337.5トン削減されるものと見込んでいます。
次に、粗大ごみのインターネット予約システムの導入について申し上げます。
12月1日から、粗大ごみの戸別収集のインターネット予約システムを導入します。
これまで、粗大ごみの戸別収集の予約は電話のみで受け付けており、支払いは販売店等で粗大ごみ処理券を購入する必要がありましたが、本システムにより、予約をスマートフォンやパソコンなどから24時間行うことができるようになるほか、クレジットカードやPayPayによるオンライン決済が可能となります。
これまでどおり電話予約やクリーンセンターへの直接搬入は可能ですが、市民の利便性向上が図れることから、予約システムの利用促進に努めてまいります。
次に、東武野田線初石駅橋上駅舎及び自由通路の供用開始について申し上げます。
12月21日、令和6年1月に着工した、東武野田線初石駅の橋上駅舎及び自由通路を供用開始いたします。
地域住民の長年の悲願であった駅東側からの利用が可能となり、駅へのアクセスが著しく向上します。
事業に携わっていただいた初石東地区自治会連絡協議会をはじめとする、地域の皆様のご尽力とご協力に心より感謝申し上げます。
次に、つくばエクスプレス沿線の土地区画整理事業について申し上げます。
千葉県が施行する運動公園周辺地区について、11月9日に事業説明会を自治会ごとに3回に分けて実施し、計80名の参加がありました。
説明会では、千葉県から工事の進捗状況と事業計画変更の説明があり、参加者からは、交通安全対策や、事業期間の延伸に対して計画通りの確実な完了を望む意見が出されました。
このほか、都市計画道路3・3・2新川南流山線については、7月31日に開通した区間も含めて一部が片側1車線で供用していましたが、車道については10月30日に全線片側2車線で開通しました。
次に、ジェトロ跡地活用事業の事業者選定について申し上げます。
11月12日、江戸川台駅東口のジェトロ跡地への公共施設等の整備にあたり設計・建設・維持管理を行う事業者について、ジェトロ跡地活用事業事業者選定委員会による選定結果を踏まえ、優先交渉権者をリープ不動産株式会社が代表企業となるグループに決定しました。
同グループの提案では、駅周辺の公共施設の集約に加え、民間施設としてライブラリーカフェや飲食店のほか、多目的室やシェアキッチン等が計画されています。
今後、優先交渉権者と基本協定や事業契約等を締結し、令和9年度中の供用開始を目指します。
次に、「幼保小連携の日」の開催について申し上げます。
本年6月から10月にかけて、幼保小の職員が交流する「幼保小連携の日」を市内全小学校で実施し、のべ184名の幼児教育・保育施設の職員が参加しました。
また、11月から来年2月にかけては、市内17の小学校で、年長児と小学校1年生との交流会を実施し、教職員だけでなく、こどもたち同士の触れ合いの場を設定してまいります。
引き続き、幼児教育・保育から小学校教育への円滑な接続を図っていくとともに、市内のどの地域でも質の高い幼児教育・保育を享受できるよう取り組んでまいります。
次に、令和8年流山市成人式の開催について申し上げます。
令和8年1月11日、キッコーマン アリーナにおいて「流山市成人式~二十歳の集い~」を開催します。
今回の対象者は1,706名で、式典は、令和4年成人式以降午前と午後の2回に分けて開催していましたが、今回は、午前11時30分からの1回に集約して行います。
現在、成人式実行委員30名が、開催に向け準備を進めているところです。
次に、流山市生涯学習センター受変電設備工事に伴う休館について申し上げます。
令和8年1月21日から2月8日まで、流山市生涯学習センターにおいて受変電設備工事を実施します。
工事期間中は停電を伴うため休館となり、施設貸出は休止しますが、フレンドステーションエルズ、市民活動推進センター等の行政窓口は通常どおり対応いたします。詳細については市ホームページ等で市民の皆様に周知してまいります。
次に、NAGAREYAMA国際室内楽音楽祭2025の開催結果について申し上げます。
11月1日から3日まで、スターツおおたかの森ホールで、市内在住の世界的ピアニストであるパスカル・ドゥヴァイヨン氏、村田理夏子氏が音楽監督を務める「NAGAREYAMA国際室内楽音楽祭」が開催されました。
3日間でファミリーコンサートを含む4公演が開催され、合計1,254名が来場し、多くの人が至高の音楽に触れる機会となりました。
次に、第33回流山ロードレース大会の開催結果について申し上げます。
11月9日、キッコーマン アリーナをメイン会場に「第33回流山ロードレース大会」を開催しました。
降雨によりコンディションが不良の中ではありましたが、10キロメートルのレースと2キロメートルのファンランを合わせ、2,825名のランナーが流山市内を駆け抜けました。
団体参加は55組、ファンランのペア参加は108組が参加しました。
次に、流山市民総合体育館のネーミングライツ契約の更新について申し上げます。
令和3年4月1日から8年3月31日までの期間でキッコーマン株式会社とネーミングライツ契約を締結している流山市民総合体育館「キッコーマン アリーナ」については、10月2日に、同社と引き続き、令和8年4月1日から5年間の期間で、これまでと同様の年間1,200万円のネーミングライツ契約を締結いたしました。
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