加村台遺跡K地点の調査成果

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ページ番号1001771  更新日 令和4年9月22日

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加村台遺跡地点の調査概要と見学会

写真1
竪穴住居跡内の遺物出土状況

加村台遺跡K地点発掘調査の成果
 
加村台遺跡K地点とは
加村台遺跡は、市役所や図書館・博物館の位置する高台に広がっている、弥生時代・古墳時代・平安時代の集落遺跡です。
これまでA地点~J地点まで調査が行われてきました。
平成27年2月2日(月曜日)からはK地点として、市役所南側に位置する通称「とびっち山・飛地山」(流山市平和台1丁目9番地)で調査が行われ、平成27年7月31(金曜日)に終了しました。
この発掘調査は大成エンジニアリング株式会社によって実施されました。
 
K地点の調査成果
発掘調査によって、古墳時代の竪穴住居跡68軒、平安時代の竪穴住居跡11軒をはじめ、中世の地下式坑や貯蔵用の土坑、溝などが検出されました。
遺物では土師器・須恵器の他に「車」と墨書のされた土器や古墳時代の鉄斧等が出土し、古代のムラの姿が浮かび上がってきました。
  
遺跡見学会の開催
発掘調査中の7月11日(土曜日)には見学会が実施されました。
酷暑の中450名もの参加者が来跡し、発掘調査の状況や掘り出された竪穴住居跡、出土した土器の見学を行いました。参加者の方々は普段は見ることのできない発掘現場を興味深そうに見学していました。古代流山の歴史に思いを馳せた一日となったようで、「楽しかった」という声が多く聞かれました。
 
 今後の整理作業について
  現在は、大成エンジニアリング株式会社が引き続いて報告書を作成する整理作業を実施しています。刊行は平成29年3月を予定しており、更なる調査成果の公表ができると期待されます。

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