ぐるっと流山 第14回流山産業博

ページ番号33690 更新日 平成29年4月7日

小学生たちが自分たちで仕入れた商品を販売し商売体験 元気な呼び込みの声が響く

人でにぎわう流山おおたかの森駅南口都市広場の写真

 平成29年3月19日(日曜日)、流山おおたかの森駅南口都市広場で、地元商工業者が自慢の製品やサービスなどを紹介する「流山産業博」(流山商工会議所主催)が開催されました。同会議所青年部会長の戸部滋朗さんから「流山のお仕事を知って・見て・体験して、地元の商工業の魅力を存分に味わってください」と開会宣言があり、よく晴れた朗らかな日差しの中、産業博が幕を開けました。


相馬市の商工会議所の出店の写真

 毎年恒例の「あきんど広場」は、多種多様な業者の出店により、会場を訪れた方がこれまで知らなかった製品やサービスに出会うことができる産業博の冠イベントです。今年は85の業者が出店し、販売や展示、工夫を凝らした体験などを通して、訪れた方へのPRに励みました。当日は、産業博に駆けつけてくれたちばキャラたちのご当地物産が販売されたほか、姉妹都市の福島県相馬市から訪れた相馬商工会議所の皆さんが「相馬逸品フェア」を開催し、あんこうの唐揚げなど、相馬商工会議所が「相馬逸品」として指定している選りすぐりの味を流山に届けてくださいました。


「流川市」の法被を着た来場者の写真

 また、今回も、本市をモデルとした架空の都市・流川市を舞台とした漫画「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」(小杉光太郎著、一迅社)と流山産業博の限定コラボグッズも販売されました。販売開始前から長蛇の列が作られるほどの人気で、コラボTシャツなど、早々に売り切れてしまったグッズもありました。グッズを購入された方の中には、作中でキャラクターが着用した、背中に「流川市」と書かれた鮮やかな水色の法被を着ている方も多く、作品に対する大きな愛が感じられました。


お客さんに商品を手渡す小学生の写真

 今回の目玉は、小学4~6年生40人が、仕入れから販売、決算までを実際に体験する「わくわくキッズマルシェ」の出店です。4グループに分かれた小学生たちが、自分たちで選んだ地元の賞品を販売しました。元気な声でお客さんを呼び込んでいた塩崎綾香さんと米田伊織君(共に小山小4年)は、「自分が好きなものを仕入れたら思ったより売れなかったりして、どんなものがお客さんに買われていくものなのか考えるのは難しいと思いました。それでも、一生懸命宣伝をして全部売り切ることができそうなのでうれしいです」と話してくれました。小さな商人たちは、「甘さが控えめで体にやさしいお菓子です」「このおかきは小粒なので大人から子どもまで食べやすいです」と、仕入れた商品のウリを上手にお客さんにアピールし、どのグループも好調な売れ行きを見せていました。


12体のゆるキャラの写真

 会場内では、チーバくんや産業博キャラクター「ながれやマン」などのゆるキャラが募金箱を持って会場を回り、寄付を募りました。いただいた募金は東日本大震災の復興支援金として、流山商工会議所を通して姉妹都市である福島県相馬市に送られます。12時15分からは、過去最多・12体の千葉県内のゆるキャラが勢揃いし、かわいいポーズをとったりエアギターに挑戦したりして写真・動画撮影に応じました。


アンパンマンのステージショーの写真
(c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

 他にもステージでは、軽快なトークで今回のメイン司会として産業博を盛り上げてくださった、ラジオパーソナリティも務めるシンガーソングライター・さくまひできさんのコンサートや、地元で活躍するグループによる歌やダンスの披露がありました。また、おおたかの森小・中学校の吹奏楽部の皆さんによる演奏も披露されました。午前と午後の2回行われた「それいけ! アンパンマン ショー」には、人気のアンパンマンたちを一目見ようと、大勢の親子連れが集まりました。


ダブル受賞を果たしたミナミンカゼの店主の写真
ダブル受賞を果たしたミナミンカゼ

 産業博の締めは、「ロカヴォグランプリ」の結果発表です。ロカヴォ(locavore)とは、「地元で作られたものを食べる人」という意味の、アメリカで流行している造語です。新鮮な地元の食材のおいしさを知っていただくことを目的とした今回のグランプリには、2月から実施した事前投票に19店、当日投票には、うち9店の参加がありました。集計は、事前投票と当日投票の合計で行われ、準グランプリに地元果物のジャムを使用した主水caféの「かわいいたい焼き」が選ばれました。お肉をマリネするのに流山のみりんを使用したミナミンカゼの「ローストチキン」は、栄えあるグランプリの受賞に加え、事前投票のみを集計し1位を決定するポピュラー賞も受賞し、ダブル受賞を果たしました。結果発表後にはより多くの方がグランプリ参加店舗を訪れ、エントリーされたご当地メニューに舌鼓を打っていました。


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