ぐるっと流山 (株)アビーがFOODEX JAPAN 2017に出展

ページ番号33300 更新日 平成29年3月13日

より新鮮な状態を追求した冷凍技術を紹介

出展ブースの様子

 平成29年3月7日(火曜日)から10日(金曜日)までの4日間、幕張メッセで開催されたアジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2017」に、流山市十太夫に本社を置く株式会社アビー(大和田哲男社長)が出展し、独自の冷凍技術「CAS(キャス)技術」を紹介しました。CASとは、Cells Alive System(セル アライブ システム)の略称。細胞を破壊せずに冷凍する技術によって、より新鮮な状態を維持することが可能になりました。


CAS技術で冷凍された台湾の名店料理
CAS技術で冷凍された台湾の名店料理

 同社食品開発加工部チームリーダーの大和田光輝さんは「CASでは、全国有数の水揚げ量を誇る宮城県の秋刀魚をお刺身として、台湾の名店でしか味わうことの出来なかったシュウマイや饅頭などは、現地の味そのままに再現いただけます。今回のイベントでは、CASを既にご存知の方もいらっしゃり、ここ数年で技術が広まってきたと実感しています」と話してくれました。


食品開発加工部の大和田光輝さん(右)と料理担当の小川亮さん
食品開発加工部の大和田光輝さん(右)と料理担当の小川亮さん

 また、同部調理担当の小川亮さんからは「スーパーなどに並ぶ肉や魚などの冷凍食材ではドリップが出てしまいますが、CASではドリップが全く出ないため、より新鮮な状態を維持できます。長期間保存も可能なので、作りすぎて余ってしまったものや事前に調理したものなどを解凍するだけで、調理したばかりのような状態ですぐに提供できるのも魅力です」と語ってくれました。
 同社では、通常の冷凍技術との違いを実際に体感してもらうため、CAS技術を使った商品のインターネット販売を予定しているそうです。食品分野だけでなく、医療分野などにも応用されている最先端技術のますますの発展が期待されます。


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