ぐるっと流山 中央公民館まつり その2

ページ番号33118 更新日 平成29年2月22日

防災フェア同時開催!

はしご車の上からロープで降下する消防職員の写真

 平成29年2月12日(日曜日)、文化会館で、第3回中央公民館まつりが開催されました。
 防災啓発ゾーンには中央消防署の全面協力のもと、駐車場に消防車、はしご車、起震車、救急車など8台の緊急車両が集結しました。限定40組がはしご車に搭乗できるため、朝の9時前には整理券を求める大勢の親子が並びました。10時から始まるはしご車の体験を前に、消防職員が高さ15メートルのはしご車の上からロープで降下するパフォーマンスを披露すると、子どもたちから「わぁー!!」という歓声とともに「かっこいい、僕もやってみたい」「消防のお兄さんは怖くなかったのかな」という声が上がっていました。


はしご車に体験乗車する参加者の写真

 はしご車の体験乗車には消防職員1人と最大2人が乗り込み、高さ10~15メートルまで上昇しました。ヘルメットを着用の上、ベルトのフックをはしご車のゴンドラと固定するなど安全面にも気を配り、ゴンドラに乗り込んだ消防職員は、下で安全確認している消防職員と連携を取りながら、風向きによっては右旋回や左旋回をしてはしごを安定させていました。


起震車の体験乗車の様子の写真

 流山消防署のマスコットキャラクター「おおたかくん」も駆けつけて、起震車に乗車しました。過去に起こった地震と同じマグニチュードの地震を体験した子どもたちは、「揺れがすごくて立つことはもちろん、はって動くことも難しかった」「実際に地震があったら冷静にはいられないと思います。今日地震を体験できたので、少しは本番の時の練習になったと思います」と初めての地震体験にびっくりしながらも、災害時の対応を勉強していました。


消火器訓練の様子の写真

 消火器訓練では、親子が炎に見立てたパネルに水を噴射して訓練しました。普段消火器などを使ったことのない参加者は安全ピンを取り忘れたり、水が思った方向に飛ばなかったりと、悪戦苦闘していました。参加した大人の方は、「いざとなったら簡単に消火活動ができると考えていたが、普段から練習しなければ冷静に対応できないことがわかった」と感想を述べていました。


消防服を着てご満悦の子どもたちの写真

 この日は特別に消防車の運転席や助手席に乗ることができるということで、子どもたちは防災服に身を包み、さっそうと運転席に乗り込んでいました。子どもたちは、消防職員やおおたかくんと一緒に写真を撮ったり、種類の違う消防車の機能について質問したりしていました。途中、救急車に出動命令があり緊急発進すると、子どもたちから「がんばってくださいね」「すごーい」と緊急発進を見守っていました。


AEDの使い方の指導の写真

 また、震災の際に役に立つ防災グッズとして、仮設トイレ、スコップ、ガスコンロ、ろ過装置、毛布、リヤカーなどが展示され、見学者からは、「展示されているほど備蓄はできないけど、普段から水や乾パンなどは買い置きしています」といった人や、「何も用意していないから、震災時は困ったことになりそう」と今日学んだ知識を帰ってから家族に話すと言ってくれた人もいました。防災テントの中では、AEDの使い方の指導が行われ、参加者から「デパートでAEDを見たことはあるけど、使い方は知らなかった。いざというときのために勉強しておきたい」と一生懸命練習している親子もいました。
 今回で第3回目となった中央公民館まつり。今回も利用団体をはじめ多くの方々のご協力のもと、たくさんの来場者を迎えることができました。
 


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