ぐるっと流山 ギャラリーガラス展示 森の図書館教養講座 仏彫講座生徒作品展

ページ番号33079 更新日 平成29年2月20日

作品を鑑賞する来場者の写真

 平成29年2月26日(日曜日)まで、森の図書館のギャラリーガラス展示ケースでは「仏彫講座生徒作品展」が開催されています。森の図書館では、平成28年5月から教養講座として仏彫講座が行われました。今回の展示は、講座に参加された生徒の皆さん16人と、その指導にあたられた鈴木謙太郎さんの作品が飾られています。


先生の作品の写真

 森の図書館の仏彫講座は、仏師の鈴木謙太郎さんの指導のもと、平成27年度に全10回の講座として始まりました。平成28年度では、前年度から引き続き参加された中級の方6人と、新規で参加された初級の方10人の計16人が受講。いずれの皆さんも、木彫りは初めてという方々です。初級コースでは地紋彫りから始まり、彫刻刀に慣れてきたところで角材から童地蔵を制作。中級コースではさらに段階が上がり、台座から丹念に細工を施した白衣観音を完成させました。また、1月に行われた第9回目では、今年の干支の酉をモチーフに作りました。


大きさなどさまざまな作品の写真

 講師の仏師鈴木謙太郎さんは、大仏師の向吉悠睦氏に師事し、平成20年の独立後、袖ヶ浦市を拠点に各所にて多くの個展を開催(平成20年工芸大賞受賞)。また、千葉県内の寺院にて仏像彫刻教室を開催する傍ら、仏像の制作や修復作業に携わっています。森の図書館の教養講座では、初心者の方向けに彫刻刀の研ぎ方から、基本の使い方を指導。実際に各机を回りながら、どのように彫るとよい仕上がりになるのか、手本を示していただきました。


個性豊かな作品の写真

 参加者の皆さんは回数を重ねるごとに、数種類の彫刻刀を使いこなせるようになり、黙々と彫り進めていきました。でき上がった作品は、彫りの深さや仏様の顔の表情など個性豊かで、今回の作品展にご来場された方々も、その違いをじっくりと見比べていました。
 生徒の皆さんの作品や、講師の鈴木さんの作品「聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)」は、2月26日(日曜日)までの期間中、9時30分から17時の間ご覧いただけます(26日は15時まで。月曜休館)。
 


生徒による作品の写真

 なお、森の図書館はトイレ施設の改修工事のため、安全確保の必要上、平成29年2月28日(火曜日)から3月11日(土曜日)まで休館となります。休館に関するお問い合わせは、森の図書館(電話04-7152-3200)まで。


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