ぐるっと流山 健康づくり講座

ページ番号33109 更新日 平成29年2月21日

講義をする大津先生の写真

 平成29年1月26日(木曜日)と2月3日(金曜日)に、保健センターで健康づくり講座が開催されました。この講座は、毎年、生活習慣病予防など健康づくりを目的に実施しています。今年度は「ゼロから学ぶ高血圧」として、高血圧をテーマに行いました。


強い思いを語る大津先生の写真

 1月26日(木曜日)の第1回の講義編では、「血圧の仕組み、知っていますか?」と題して、血圧についての理解を深める講義を行い、42人の市民が参加されました。講師は向小金クリニック院長の大津直之さんです。大津先生は、クリニックでの診療とともに、療養支援医として地域での在宅診療にご尽力されています。
 血圧は高くなっても自覚症状があまりなく、医療にかかっていない方もいらっしゃいます。しかし、高血圧関連の病気は、流山市国民健康保険の医療費の第3位になっており、高血圧が引き起こす病気は、個人にも社会としても大きな問題になっています。
 


調理実習の受け付けの写真

 講義では、高血圧の成り立ちや高血圧が引き起こす病気について、そして健康で長生きするためには若いころからの血圧の管理が大切であると、イメージ図を交えて話していただきました。
 重い病気になり、健康や身体の自由を失った方に出会ってきた先生の言葉からは、この場にいる皆さんにそうなってほしくないという強い思いが伝わってきました。参加された方からも「軽くみていたが、しっかりと取り組みたい」「重く受け止めた」など、前向きな感想をいただきました。
 


血圧測定の体験コーナーの写真

 また、講義の後の体験コーナーでは、外食や中食のモデル展示や塩分0.7%のおみそ汁体験、血圧測定などを体験していただきました。家の味と比べて薄いという方が多かったのですが、それでも栄養士が出汁から取ったおみそ汁はおいしいと評判でした。


調理実習の写真

 2月3日(金曜日)の第2回実践編では、保健センター調理室で「おいしく食べて高血圧予防~栄養士のマル秘減塩レシピ、教えます~」と題して、調理実習を行いました。
 栄養士からの減塩についての講義の後には、豚肉のわさびソースなどを作り、参加者で実際に食べてみました。
 


調理実習で参加者同士が交流する様子の写真

 調理実習は参加者同士が交流しながらなごやかに進み、参加者からも「楽しかった」「家でも作ってみようと思う」「塩以外の調味料の活用を学ぶことができた」などの感想が出ていました。また、減塩の食事についてのイメージが変わった方も多く、減塩でも工夫次第でおいしく食べることができると感じていただいたようです。


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