ぐるっと流山 流山おおたかの森高校の生徒が三輪茂侶神社を見学

ページ番号32961 更新日 平成29年1月31日

自治会館内で説明を受ける生徒の写真

 平成29年1月18日(水曜日)、三輪茂侶神社(三輪野山5)で、県立流山おおたの森高校(吉田富昇校長)の生徒が地域学習を行いました。三輪茂侶神社の氏子の皆さんに参加していただき、詳しい説明を受けながら見学を行いました。


外で看板などを見ながら説明を受ける生徒の写真

 流山おおたかの森高校国際コミュニケーション科の3年生(日本史選択)の皆さんは、かねてから神社仏閣などを通して、流山とその歴史を知ろうという試みを行っており、今回、奇祭「ヂンガラ餅行事」が行われる三輪茂侶神社が目的地となったのはそのためです。


社殿の中に入る生徒の写真

 迎えてくれたのは、三輪茂侶神社の6人の氏子の皆さん。ヂンガラ餅保存会会長の松田佐一朗さんとヂンガラ餅保存会前会長の堀江啓亮さん、他4人の地元の皆さんで、自治会館を暖めておいてくれました。1月の寒い中、学校から徒歩で来た当日参加生徒14人と担当教諭の関道夫さんは、暖かい室内でゆっくり昼食がとれました。


説明に熱が入る神社の方の写真

 自治会館で神社やヂンガラ餅行事の話を聞いた後、神社の境内を通って、鳥居や万葉歌碑、各種説明板などの案内を受け、毎年ヂンガラ餅行事が行われる社殿の中に入って質疑応答に入ります。


百万遍念仏に挑戦する生徒の写真

 神社の歴史やヂンガラ餅行事、社殿の内部や絵馬や額の話もさることながら、村の昔話や地元の皆さんが子どもだったころの話など説明にも熱が入り、また、神社の社殿に初めて入る生徒たちからは、質問がとても積極的になり、和やかな雰囲気が続きました。


最後のあいさつの様子の写真

 さらに、自治会館に戻ると「百万遍念仏」の指導がありました。高校生だけで正座して輪をつくり、周囲で大数珠を回しながら中心の一人が鐘を敲く、という動作を教えてもらい、地元の風俗習慣にも触れることができたようです。


集合写真

 神社の皆さんからは、「神社の存続や祭り・行事の継続には、とにかく若い人に知ってもらうことが大切。この次のヂンガラ餅行事にはぜひ参加してもらいたい」とのこと。また、高校生の皆さんからは「地元の方の生の声を聞けたことが、一番興味深く、地域学習に役立った。地域を身近に感じられた」などの感想がありました。


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