ぐるっと流山 北部公民館 ロコモ体操

ページ番号32954 更新日 平成29年1月30日

柔軟を行う先生の写真

 平成29年1月19日(木曜日)、北部公民館で初の試みの「ロコモ体操」を実施しました。「ロコモ」とは英語の「ロコモティブ・シンドローム」に由来し、骨・関節・筋肉の障害で、立ったり歩いたりといった運動能力が低下した状態を指します。この「ロコモ」になるリスクを低減し、転倒防止に加え、膝痛・腰痛・筋力低下を予防する目的で開発された体操が「ロコモ体操」で、ネーミングの目新しさもあり、近年は各所で人気が高まってきています。


佐々木先生の写真

 北部公民館では昨年12月まで毎週1回「脂肪燃焼を目的としたエクササイズ」を実施してきましたが、今年から公民館の自主事業を卒業し、独立したサークルとして続けていくことになりました。その講師でもあったフィットネス・アドバイザーの佐々木務代さんがこの「ロコモ体操」を担当されます。


かかと上げの写真

 1月19日は、無料で体験できる「お試し」の回ということもあり、定員の30人を大きく上回る応募がありました。初回に当たり佐々木先生は「ロコモ体操」の意味がよく分かるように、体の運動機能が低下した部分とそれを回復・強化する運動を関連づけて説明されました。たとえば「つまづく」ことが多くなった方には「つま先の上げ下げ」と「かかとの上げ下げ」の運動が欠かせません。「いすに座ったまま取り組めます。自宅の台所では冷蔵庫につかまりながらやりましょう」とすすめられました。


いすに座りながら前屈をする参加者の写真

 いすに座ったまま、腰ひねり、前屈、体側伸ばしなど、鍛える前の「ほぐし」もできることを説明し、さらに腿を鍛えるために、足を地面につけずに片足の上げ下げのワンセット10回を、何回か繰り返しました。最後のセットは皆さん疲れが見えてきますが、先生は「1、2、3、4、5、6、7、7、7…」とカウントを焦らして参加者を笑わせ、和やかな雰囲気で運動を楽しんでいただけました。


片足上げの写真

 次は立ち上がっていすにつかまりながら横への片足上げです。これは歩行に関係する中殿筋を鍛えるためだそうですが、普段の生活ではあまり使わない筋肉なので、この運動だけでも結構効きます。


物につかまりながらの片足上げの写真

 講座終了後に、2月以降の有料の講座への参加希望を募ったところ、定員を上回る方々がサイン・アップされたため、定員を50人に増やすことにしました。この記事をご覧になり、新たに参加を希望される方は、北部公民館(電話04-7153-0567)までご連絡ください。空き状況と調整してご案内します。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ