ぐるっと流山 市役所で消防訓練を実施

ページ番号32947 更新日 平成29年1月27日

いざという時、市民の皆さんを守れる職員であるために

避難誘導の指示を出す地区隊長の写真

 平成29年1月25日(水曜日)、市役所で職員による消防訓練が行われました。訓練は、市役所第1庁舎2階の給湯室から出火し、延焼拡大の恐れがあるという想定で実施されました。火災発生を知らせる放送が流れると、出火した給湯室があるフロアの職員が初期消火や通報などの初動対応につとめました。


担架による搬送の写真

 初期消火での自力消火が困難とされたため、全庁へ避難指示の放送が流れると、約180人の職員が、平和台3号公園へ来庁者・負傷者の避難誘導を行いました。
 市役所には高齢の方なども多く来庁されるため、車いすの方の避難誘導や、けが人が出た場合の担架での搬送の訓練も行われました。
 


はしご車による救助を上から写した写真

 避難誘導が終了した後、第1庁舎4階に、足の負傷により逃げ遅れた職員が1人発見され、はしご車による救出訓練が行われました。消防隊員の息の合ったかけ声で、ゆっくりとはしごが上昇し、逃げ遅れた職員を乗せて無事に地上まで下降しました。
 避難完了後、井崎市長へ消火・避難完了や負傷者数の報告を行い、市役所での火災を想定した訓練は終了しました。
 来庁していた市民の皆さんには大変ご迷惑をお掛けしましたが、ご協力ありがとうございました。
 


消火訓練の写真

 続いて、平和台3号公園で消火訓練を行いました。消防隊員から消火器の使用方法の説明を受け、災害時に消火班の役割を担う職員が消火に挑戦しました。消火を行う際は熱いと感じない距離から放水すること、ホースは火の根元に向けることなど、消火活動の基本を学びました。


講評を述べる井崎市長の写真

 講評では、井崎市長が「もし今後大きな災害が発生することがあれば、本日の訓練以上に落ち着いて自分の役割を果たし、市民の方の安全を守り抜いてください」と述べ、清水消防次長からは「実際に災害が発生した時にスムーズに動けるためには、訓練を重ねることが最も重要。流山市の火災発生件数は減少傾向にありますが、冬は火災が発生しやすい季節です。最近は電気火災も増えてきていますので、電気設備の取り扱いなどにはよく気を付けてください」との言葉がありました。


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