ぐるっと流山 宝くじふるさとワクワク劇場

ページ番号32689 更新日 平成29年1月4日

会場外観の写真

 平成28年12月17日(土曜日)、市制施行50周年を記念して、文化会館で宝くじふるさとワクワク劇場が実施されました。宝くじの売り上げの助成金が使われており、毎年全国各地で実施しているイベントです。ワクワク劇場は、全3部の構成で、第1部は「お笑いオンステージ」で桂米助さん、西川のりおさん・上方よしおさん、大木こだまひびきさん、大西ライオンさんらが出演。第2部は、お笑いコンビのルート33と流山市赤城保存会とのトーク「ふるさと、わが町あのひと、このひと」。第3部は、オーディションに合格した市民10人がチャーリー浜などのよしもと新喜劇メンバーと共演する「ほのぼのコメディ劇場」でした。


ライトが当たる舞台を上から写した写真

 最初に抽選会が行われ、皆さんの期待が高まりました。アナウンサーの伊藤里奈さん、よしもと新喜劇の女性芸人の小寺真理さん、山本奈臣実さんらが「宝くじグッズ」の説明を行うと、芸人の山本さんが貯金箱をいっぱいにしてマグロを一本買いたいと宣言し会場に笑いが起こりました。


赤城保存会のインタビューの様子の写真

 第1部「お笑いオンステージ」は、大西ライオンさんの漫談からです。いつもテレビで披露する「しーんぱいないさー」の叫び声が聞こえると、会場から拍手が起こりました。続いては、大木こだまひびきさんの漫才で、お得意の「そんなやつおらんやろー」や「チッチキチー」などのおなじみのフレーズを披露してくれました。西川のりおさんと上方よしおさんによる漫才では、ベテランの息の合ったボケとツッコミに会場が笑いに包まれました。トリを飾るのは「突撃となりの晩ごはん」でおなじみの桂米助さんの落語です。テレビのリポーターの口調とは違い、流れるような落語を披露し、盛り上がりました。


獅子舞の披露の写真

 第2部「ふるさと、わが町あのひと、このひと」では、平成25年に市指定無形文化財保持団体の認定を受けた赤城保存会の皆さんが活動に対する思いをインタビュー形式で語りました。保存会の玉ノ井会長が「伝統舞踊を継承する団体の中には、後継者不足から消えていく団体もあったが、赤城保存会は若い人が入ってくれて、これからも続けていきます」と力強いメッセージを送りました。


舞台上で転ぶ演技をする獅子舞の写真

 保存会の木村さんは「40数年活動する中では、挫折や苦労したことのほうが多かったが、皆さんの前で芸を披露することができる魅力があります」と語りました。保存会の次世代を担うメンバーである大場さんは音楽大学を卒業されて、お囃子を譜面に書き起こす作業に携わっていて、譜面を作るうえでの苦労と伝統を次の世代につないでいく大切さを熱く語ってくれました。
 インタビューに続いて舞台上で獅子舞とお囃子の披露があり、獅子舞の力強く凛々しい舞いと玉ノ井会長演じる翁の軽やかな舞いが会場に福を届けていました。
 


オーディションに合格した市民の皆さんの写真

 最後は第3部「ほのぼのコメディ劇場」です。このコメディ劇場に出演してくれた10人の一般市民の皆さんは、総勢35人の中からオーディションで選ばれました。5歳から50歳までの幅広い年代の方々が、開演の3時間前からリハーサルを行いました。初めて舞台に立った人がほとんどで緊張した面持ちでしたが、監督から「よしもと新喜劇のマイクは中古なので踏んだら壊れます」など冗談を交えた説明を受け一生懸命練習していました。


市民の方の出し物の様子の写真

 出演者は、「緊張した、セリフがうまく出てこなかった」「音楽が鳴り、緞帳が下りるのが楽しかった」「新喜劇の人がその場の流れで演技をしていたのがすごいと思いました」とリハーサルを楽しんでいる様子でした。本番に何をするかを秘密にしていたため、出演者もワクワクしながら本番に臨みました。
 コメディ劇場の舞台は流山市で、娘夫婦(山本奈臣実さん、西川忠志さん)とお父さん(青野敏行さん)を中心に話が展開していきました。流山の子どもたち(佐藤くん、茨木さん、井上くん、大場さん、阿部さん、竹内くん)が「よしもと新喜劇をおしえてほしい」とお父さんにお願いして舞台に登場しました。
 


ハリセンを使用して笑いを誘う様子の写真

 「授業料はただでお願いします」と子どもたちのちゃっかりとした受け答えに会場が笑いに包まれると、お父さんは新喜劇の一番の基本である「ずっこけ」を伝授しました。一人一人が大げさにこけるたびに会場で大きな笑いが起こりました。出演した最年少5歳の竹内くんは「退場する時のずっこけは舞台に上がってから自分で考えたんだよ、すごく楽しかった」と舞台を楽しんでいました。


「大阪名物ぱちぱちパンチ」の写真

 続いて新喜劇の悪役(音羽一憲さん)が出演者の男性2人に「大阪名物ぱちぱちパンチ」を伝授しました。ぱちぱちパンチを披露しながら、出演者の東迎さんは「結婚してくれー」と観客席にいる恋人に、長谷川さんは「来年は子どもをもう一人作るぞー」と奥さんにそれぞれアピールしていました。


最後の締めの写真

 次に喫茶店のマスター(山田亮さん)が出演者の女性2人(廣田さん、佐伯さん)に殺陣(タテ)を教えてくれました。初めての殺陣でなかなか刀がかみ合わず悪戦苦闘する姿が笑いを誘っていました。それでも最後の決め台詞を決めて大きな拍手をもらっていました。
 コメディ劇場では、ドタバタや笑いはもちろんのこと、わが子を思う母親の姿など心温まるエピソードも組み込まれており、大盛況のうちに終わりました。
 


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