ぐるっと流山 そば打ち体験教室

ページ番号32658 更新日 平成28年12月22日

上原さんのお手本を見る参加者の写真

 平成28年12月14日(水曜日)、文化会館で公民館講座「そば打ち体験教室」が開催され、午前は14人、午後は15人がそれぞれ年越しを前にそば打ちを体験しました。自分で打ったそばを試食して、3食分はお土産に自宅に持って帰ることで、ご家族でも食材の旬や日々の食事について考えていただければ、と開催しています。
 講師は会場である文化会館の近くで10年以上前から営業されている「手打ちそば無名庵」の店主・上原さんにお願いし、プロの技を直々に伝授していただきました。
 


そばを平たく伸ばす参加者の写真

 まず始めにお手本として、上原さんにそば打ちの13工程、ふるい、水回し、練り、くくり、菊練り、へそ出し、地延ばし、丸出し、四つ出し、本延ばし、たたみ、切り、そば茹でを参加者に分かりやすく実演していただきました。上原さんが説明をしながら手際の良いそば打ちを実演すると、受講生の皆さんは真剣にメモを取り、その技を見つめながら、分からないところを質問していました。
 茹で方も、そばを一度に茹でるのではなく、1人前ずつ鍋に入れると味が良くなることを教わると、「面倒だからいつも一度に入れていたけど、これからは気を付けよう」とプロのアドバイスに耳を傾けていました。上原さんは、「ざるそばを食べるときは、ぜひ一度つゆにつけずにそばだけを味わってほしい」と言い、食べ方の工夫も教えていただきました。
 


上原さんにアドバイスを受ける参加者の写真

 いよいよ受講生がそば打ち体験を始めます。要所では、上原さんから直接手ほどきを受けながら、そば打ちの各工程を体験していきます。先ほどの上原さんのスムーズな工程を見て簡単だと思っていた受講生の皆さんは「そば粉が固まらないなぁ」「そばの太さがバラバラになってしまった」と、初めての作業に悪戦苦闘していました。それでも作業場ではお互いに助け合い、和気あいあいと作業を進めていました。
 今回は4人前600グラムのおそばを打つと、1人前だけ打ちたてのそばを公民館の調理室で茹でて試食しました。「家で作るそばよりおいしいわ」「苦労したけど食べると疲れがとれます」「そばが切れてなくてつながっちゃった」と、みなさん大変楽しんでいる様子でした。
 


茹で上がったそばを盛り付けた様子の写真

 体験の後の質疑応答の時間では、受講者から「今日のそば粉はどこの産地のものなのか」「季節によって水の量を変えるのはどうしてか」「そばの打ち粉はどうやって手に入れればよいか」など、次々と質問が飛び出していました。
 「とても難しかったですがその分おいしさ抜群でした」「今年の年越しそばは自分で作りたいと思います」「自分で売った麺はとても太く笑ってしまいましたが、お味はとてもおいしくいただきました」などの声が多く聞かれ、好評のうちに講座は終了しました。
 


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