ぐるっと流山 北部公民館 苔玉作り講座

ページ番号32653 更新日 平成28年12月22日

講師の山本さんの写真

 平成28年12月10日(土曜日)、北部公民館で苔玉作り講座が開催されました。「お正月飾りにもなる粋でオシャレな苔玉を作ってみませんか」と呼びかけたところ、14人の応募がありました。
 講師はこの分野でパイオニアの山本宏さんにお願いしました。山本さんには、ここ数年連続で苔玉作りの講師をお願いしており、今年は6月にもご指導いただいています。苔玉ブームが背景にあるなか、「お正月飾り」ということもあり、皆さん真剣に、2時間かけてゆっくりと取り組みました。
 


土をネットで包む様子の写真

 今回は、縁起のいい「三河黒松」と「ヤブコウジ」の2点です。プラスチックのポットから外した根鉢はそのままでは大き過ぎるのと、太い根では吸収が悪く新しい根を出させるために、下から1センチほどのところで切り詰めます。また上部は根が回っていなので土を適当に落とします。


土を整える参加者の写真

 さて、苔玉作りの基本はなんといっても土です。特に黒松は水はけの良い土を使います。またヤブコウジはケト土と赤玉土、炭化した籾を、力を入れてよく練ります。それぞれをテニスボール大に丸め、ビニールシートに挟んでパンケーキ風に平たく伸ばします。
 その上に、根鉢を丸めた黒松やヤブコウジを置きます。そして丸く伸ばしたケト土で慎重に包んでいきます。その時、黒松の土は崩れやすいのでビニールのネットで覆って根元で縛り、余分なネットの端は切り取っておきます。
 


苔をひもで縛る様子の写真

 今度はそれに苔を同様に巻きつけます。巻きつけただけではいずれ苔は落ちてしまいますので、しっかりと紐で縛ります。縛り方にもコツがいり、縦横斜めにもれなく縛ります。
 黒松は5月上旬になると緑の芽が伸びてきます。これを放置すると間延びした枝葉になってしまいます。昨年度12月の苔玉講座に参加された方がこの徒長した黒松の苔玉をお持ちになったところ、先生はその場で形を整える方法を教えてくださり、他の皆さんにもいい勉強になりました。
 


集合写真

 最後に山本先生が作品を講評され、「今回の生徒さんは優秀です」とのお褒めの言葉に皆さん大喜びでした。
 完成した苔玉を手に記念写真を撮りました。皆さん満足そうな顔をされています。次回は季節を代えて開催することも検討しています。ぜひ、ご参加ください。
 


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