ぐるっと流山 森の図書館教養講座 体験で学ぶ読み聞かせ講座~コツがわかると子どもや孫に読んでみたくなる!~

ページ番号32594 更新日 平成28年12月19日

読み聞かせの実践をする参加者の写真

 平成28年12月15日(木曜日)、森の図書館で「体験で学ぶ読み聞かせ講座~コツがわかると子どもや孫に読んでみたくなる!~」が開催されました。図書館は、各家庭でお子さんに読み聞かせをする方や、学校などの集団に読み聞かせを行う活動をされている方が多く利用します。森の図書館では児童読書推進活動の一環として、読み聞かせに興味のある方を対象に、子どもと絵本を結ぶ読み聞かせ講座を毎年開いています。今回の講座には、赤ちゃんを連れた若いお母さんや、今後集団への読み聞かせに挑戦してみたいと考えている方などが参加されました。


菊地芙美子さんの写真

 講師は、鎌ケ谷市を中心に図書館や小学校などで子どもたちに読み聞かせや素語りなどの活動をされているボランティア団体「おはなしのつばさ」(平成19年4月こども読書活動優良実践団体として文部科学大臣賞受賞)の菊地芙美子さんです。前半は、菊地さんから子どもに絵本の楽しみを伝える読み聞かせの工夫を伝授していただきました。絵本を読む前にまず大切なのは、「スキンシップをはかること」と、「目と目を合わせて話をすること」と話され、参加者全員でわらべ歌の手遊び「もちっこやいて」を体験。おはなし会の最初は、ぜひ手遊びを入れてほしいと菊地さん。


読み聞かせの実践をする参加者の写真

 集団への読み聞かせを行う前は必ず10回は練習が必要とのこと。「何度も練習を重ねた分だけ子どもから返ってきます」と話す菊地さんは、子どもたちの喜ぶ姿が長年おはなしを続けてきたと原動力になっていると言います。絵本の選び方や読み方などのアドバイスを受けた後は、読み聞かせの実践が行われました。人前で読むのは初めてという女性は、緊張しながらも、持ってきた絵本を全員の前で披露され、また、長く小学校でおはなし会の活動をされている方も普段行っているように読み聞かせを行い、皆さん改めて読み聞かせの基礎を学ぶきっかけとなりました。


わらべ歌の手遊び「もちっこやいて」の体験の写真

 終わりに菊地さんから、読み聞かせに向いている絵本の紹介がありました。「絵本で何か教えようとせずに、自分が楽しいと思う絵本を子どもと一緒に楽しんでください」とのこと。終了後には、参加者から熱心な質問がされ、皆さん大満足の講座となりました。
 森の図書館では、お子さんへの読み聞かせにおすすめの本をリストアップし、年齢ごとに一覧表を配布しています。また、読み聞かせに関するご相談も随時受け付けていますので、気軽にカウンターへお声かけください。
 


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