ぐるっと流山 絵手紙作品展~あれから九年 いよよ華やぐ展~

ページ番号32504 更新日 平成28年12月9日

所狭しと並んだ迫力の展示の写真

 平成28年12月20日(火曜日)まで、森の図書館のギャラリーガラス展示ケースでは、らら&ふれあい絵手紙サークルによる、「絵手紙作品展~あれから九年 いよよ華やぐ展~」を開催しています。らら&ふれあい絵手紙サークルは、市内にお住まいの蘭(あららぎ)さち子さん主宰のサークルです。森の図書館のギャラリーにて、平成19年5月「初めての絵手紙展」を開催してから九年。現在サークルには20人以上の方が所属しています。平成24年からは毎年4月に江戸川台福祉会館にて作品展を実施。活動を通して数々の絵手紙を作られてきました。


らら&ふれあい絵手紙サークル主宰・蘭さち子さんの写真

 主宰の蘭さち子さんは、平成16年に日本絵手紙協会の公認講師として資格を取得され、絵手紙教室を行う傍ら、関連書籍の共同出版に携わるなど、精力的に活動されています。その間にも、広告チラシを活用したもぎりアートや、墨の絵手紙といったジャンルにも挑戦。今回行われた作品展にも、一般的な葉書サイズの絵手紙と合わせ、もぎりアートや墨を活用した大きな作品が展示されています。現在は、今回の作品展の色づかいや構成のアドバイスもいただいたという、浦安市在住の森千景先生からも指導を受け、さらによりよい作品作りへと日々挑戦されています。


鳥獣戯画をモチーフにした絵手紙の写真

 「一番に注目してほしいのは、鳥獣戯画です」と蘭さん。所属している20人以上の生徒さんとともに、鳥獣戯画をモチーフにした絵手紙が絵巻風に飾られている様は圧巻です。製作のきっかけは、平成27年に上野の東京国立博物館で開催された、鳥獣戯画の特別展を観に行かれた時の感動から、とのこと。その興奮は収まることなく、その年の秋には、鳥獣戯画が所蔵されている高山寺(京都府)にまで出向き、じっくりと観察してきたほどです。完成した絵手紙を並べる絵巻の背景にはカラメル液が使用され、まさに鳥獣戯画の世界が表現されています。


もぎりアートの写真

 作品展をご覧になられた方からは、「本当に素晴らしいですね。これだけの作品を大勢の方々と作るのはとても楽しそう。もぎりアートもこの大きさのものを黒い背景で作ると、作品が映えて素敵です」と声があるなど、迫力のある作品の数々に、多くの感動の声が聞かれます。「たくさんの方の目に触れていただきたくて、今回の展示を開催しました。ぜひご覧ください」と蘭さんは話してくださいました。
 展示は12月20日(火曜日)まで、9時30分から17時の間、開催しています(月曜休館、祝日の場合は開館)。お問い合わせは、森の図書館(電話04-7152-3200)へ。
 


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