ぐるっと流山 障害福祉・人権シンポジウム

ページ番号32492 更新日 平成28年12月9日

あいさつをする井崎市長の写真

 平成28年12月4日(日曜日)、国の定める障害者週間(12月3日~9日)と人権週間(12月4日~10日)に合わせ、生涯学習センター(流山エルズ)で、流山市と松戸人権擁護委員協議会流山部会の共催による「障害福祉・人権シンポジウム」が開催されました。冒頭、井崎市長から「本日の講演会や演劇を通じて、障害と人権について理解を深めていただくとともに、本市の障害福祉の充実のために、より一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます」とあいさつがありました。


松戸人権擁護委員協議会流山部会長の秋月孝夫さんの写真

 松戸人権擁護委員協議会流山部会長の秋月孝夫さんからは「昨今、障害者を対象とした心無い事件が起きるなど、障害者の人権擁護の必要性がこれまで以上に高まっている環境にあります。私たち人権擁護委員は、人権思想の普及に日々努めており、社会から差別がなくなるよう、引き続きがんばって活動していきたいと思います。」とのお話がありました。


ひだクリニック院長の肥田裕久さんの写真

 第一部では、ひだクリニック院長の肥田裕久さんから障害者と人権について講演いただき、「健常者が普通と思っていることが、障害などをおもちの方にとっては普通でないこともある。接触体験がないと知らないということや想像力の欠如につながり、差別を生むことになるため、皆が知るということが非常に大切です」といったお話がありました。


手話演劇の写真

 第二部では、手話パフォーマーの砂田アトムさんと江副悟史さんによる「ろう者(耳の聞こえない人)」と「あーあー(耳の聞こえる人)」とのズレをテーマにした手話演劇が上演されました。お二人のスピード感ある手話の掛け合いとユーモアたっぷりの表現に、場内は時に緊張感が、時に笑顔が溢れ、参加者の皆さんは楽しい演劇を観賞しながら、ろう者の方々が日常生活の中で何をどう感じておられるのかを実感しているようでした。


白いクリスツリーにブルーリボンを結ぶ参加者の写真

 会場ホール内では、松戸人権擁護委員協議会流山部会が、拉致は人権侵害であるという観点のもと、北朝鮮拉致被害問題の早期解決を願うブルーリボン募金活動(趣旨にご賛同いただける方に募金をいただき、白いクリスツリーにブルーリボンを結んでいただく)も行われました。


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