ぐるっと流山 バリアフリーおはなし会 見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会

ページ番号32400 更新日 平成28年11月30日

絵本の同時通訳の写真

 平成28年11月27日(日曜日)、森の図書館で、バリアフリーおはなし会「見て聴いて楽しもう! 手話のついたスペシャルおはなし会」が開催され、子ども16人と大人13人が、30分間の読み聞かせや手遊びを楽しみました。これは、平成28年4月1日に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)をきっかけとして、障害の有無に関わらず全ての人におはなし会を楽しんでいただこうと開かれたものです。第1回目が今年の5月に行われ、今回で2回目の開催となりました。


紙芝居の写真

 第1回に引き続き、手話付きのおはなし会を行ってくださったのは、ボランティアグループ「にじ」です。「にじ」は都内の図書館やろう学校などで、多くの子どもたちに手話を交えたおはなし会を開催しています。この日のおはなし会のテーマは「へんしん」。絵本や大型絵本、紙芝居や手遊びが、手話の通訳付きで行われました。参加したのは、赤ちゃんを連れたお父さんお母さんから、小学生、大人まで年齢はさまざま。市内で手話の通訳をしている方や、現在手話の勉強をされている方、実際に手話を必要とされている方などもこの日を楽しみに来られました。


真剣に手話を見る子どもたちの写真

 「話者が話し終えた後に手話の通訳が入ることが一般的ですが、今回は大型絵本だけをそのようにして、他の絵本と紙芝居は子どもたちが飽きることのないように、同時通訳という形をとりました」と、「にじ」の方は話します。今回、手話が初めてという子どもたちも多かったおはなし会ですが、みんな真剣に本と手話とを同時に見たり、手の動きだけを見たりして内容を理解しようとしていました。合間に、手遊び「グーチョキパー」や、覚えて帰ってほしい「今日の手話」として「春夏秋冬」をみんなで体験。子どもも大人も「なるほど」と真似していました。


手遊びの写真

 参加した小学校2年生の男の子は「わにのお話が一番面白かった。それから、季節の手話を覚えられたのが楽しかった。「冬」が「寒い」のポーズなら、「寒い」はどうやるのかな」と、手話に興味津々な様子でした。また、大人の方々からは「参加してよかったです。とても楽しめました」と喜びの感想が聞かれました。


同時通訳の様子の写真

 森の図書館では、平成28年12月1日(火曜日)から25日(日曜日)の間、障害者週間(12月3日から9日)にちなみ、企画展「読書の喜びは誰のもの? みんなで考えよう障害者と図書館」を開催します。障害者向けの資料や、障害者理解を目的とした資料、今回のバリアフリーおはなし会を含め、森の図書館での取り組みの紹介展示を開催します。お問い合わせは森の図書館(電話04-7152-3200)まで。


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