ぐるっと流山　昭和31年度卒業流山町立八木南小学校6年生木版画作品展

　平成28年11月30日（水曜日）までの間、市役所1階市民ギャラリーで、「昭和31年度卒業流山町立八木南小学校6年生木版画作品展」が開催されています。八木南小学校昭和31年度卒業生の共同制作木版画「柏駅西口の風景」をはじめ、卒業生の自画像や当時の生活風景を題材とした木版画の複製画など60点の作品が展示されています。

　今回作品を展示された児童木版画作品展実行委員会の代表者であり、制作当時八木南小学校の教師として指導にあたられていた安藤弘さんは「昭和31年当時の小学生の作品を、現在流山に住んでいる市民の方や子どもたちに見てもらいたいと思い展示しました。作品を通じて、当時と現在の柏駅西口の様子を見比べてもらえればと思います。市民ギャラリーが60年前にタイムスリップできる空間になっています」と話してくださいました。
　また、当時の卒業生の皆さんも「木版画の制作を通じて、刃物の安全な使い方を自然と学ぶことができました」「60年前にどんな教育を受けていたか、この作品展を見ていただいて少しでも感じていただければと思います」と話してくださいました。
 

　来庁された方々は「60年前の作品が綺麗な形で残っていてすごいですね」「大きな木版画作品が見事ですね」と話してくださいました。
　今回の作品展を通じて、60年前の柏駅西口の風景を目にすることで、現在との違いや当時を生きていた人々の様子を感じることができるかもしれません。また、木版画づくりの「見る・描く・写す・彫る・刷る・貼り合わせる」という一連の活動を、子どもたちが楽しみながら取り組んでいる姿が思い出されるかもしれません。
　展示は11月30日（水曜日）まで。平日8時30分から17時15分まで（最終日は16時まで）ご覧になれます。また、11月15日・22日の火曜日11時と14時からギャラリートーク（各回30分程度）も行う予定です。来月の展示は流山市文化協会手工芸部の手工芸展を予定しています。ぜひご鑑賞ください。
 

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