ぐるっと流山 西深井小学校避難所運営委員会が避難所運営ゲーム「HUG(ハグ)」を体験

ページ番号31922 更新日 平成28年10月17日

グループに分かれてゲームに挑む委員の皆さんの写真

 平成28年10月15日(土曜日)、西深井小学校で避難所運営ゲームが実施されました。流山市では、大規模災害に備えて、避難所となる各小学校に避難する自治会や社会福祉協議会、民生委員、学校、PTAなど地域の皆さんと市が協議し、避難所ごとに開設や運営に関する避難所運営マニュアルの作成に取り組んでいます。このような中、西深井小学校避難所運営委員会(高橋委員長)では、マニュアルに基づき通常時の活動として、毎年、避難所運営訓練を行っています。


カードの配置について討論を交わす様子の写真

 今回行われた避難所運営ゲーム「HUG(ハグ)」は、今年度第1回目の避難所運営委員会で、11月26日(土曜日)に行われる避難所運営訓練の本番の前に、ぜひ委員会で避難所運営ゲームを体験してみようと提案があり、実施されたものです。


カードが置かれた模造紙の写真

 「HUG(ハグ)」とは、避難所のH、運営のU、ゲームのGの頭文字をとってHUG(ハグ)と読みます。英語で抱きしめるという意味で、避難者をやさしく受け入れる避難所のイメージを表しています。ゲームの内容は「避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こるさまざまな出来事にどう対応していくかの模擬体験」です。


模造紙にカードを配置する様子の写真

 当日、「HUG(ハグ)」に参加された避難所運営委員会の皆さんは、机の上の体育館の図面を前にして、窓越しに校庭や敷地の様子を眺めながら、避難所はどのようにするべきなのか熱心に議論を交わしゲームに取り組んでいました。


まとめの意見交換の様子の写真

 また、まとめの意見交換では、「初めてのことで条件が多く、振り分けがうまくできなかった」「小さい子ども、高齢者の方の配置に基づいて振り分けた」「体育館の通路を第一に考えて配置した」「病人の方に部屋を与えたいが1階の教室に使える部屋がなく、体育館の入り口付近に固めるしかなかった」「対策本部とのスムーズな連携が大事と感じた」「ペットを連れて来た方の場所をどうするか、駐車場やトイレの問題で苦労した」「時間が足りなかった、もう一度会議が必要」など、さまざまな意見が聞かれ、避難所運営の模擬体験として十分な成果が得られた様子でした。


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