ぐるっと流山 加賀谷はつみさんが赤い羽根のチャリティコンサート

ページ番号31818 更新日 平成28年10月4日

ギターを弾く加賀谷さんを横から写した写真

 平成28年10月1日(土曜日)、おおたかの森センターで「加賀谷はつみ赤い羽根チャリティコンサート」が開催され、会場は胸に赤い羽根をつけたファンで満席になりました。この日は、今年70回目を迎えた赤い羽根共同募金運動の初日。そして、「小学生のころから赤い羽根をいつもランドセルや下敷きに貼っていたのに、自分の誕生日が赤い羽根の日だと知りませんでした」という流山出身のシンガー・加賀谷さんの31回目のお誕生日でした。


会場いっぱいの来場者の写真

 加賀谷さんは、今年3月11日に生涯学習センター(流山エルズ)で開催された「3・11法話と音楽のつどい」で増田俊康ご住職の法話と一緒にミニライブをされ、会場に置かれた募金箱に寄せられた114,073円は、姉妹都市の福島県相馬市に届けられました。
 2011年2月から7か月にわたり全国ソロ・ストリートライブツアー「はつみ前線」を敢行。47都道府県すべてをまわり、北海道でのゴールを機に北海道マラソンのテーマソングとなった「君がいる」を配信限定でリリース。
 


ホール全体の写真

 その後、俳優の大泉洋さんが自身のワンマンショーで「君がいる」をカバーし話題に。そして2012年11月21日、大泉洋 with STARDUST REVUEのカバー「本日のスープ」でメジャーデビュー。アウトドアファッションを身にまとい路上ライブをする、今注目の歌って登れる「シンガーソング・ハイカー」です。今回のコンサートのテーマになった「赤い羽根共同募金」は、民間の運動として戦後直後の昭和22年に、市民が主体の取り組みとしてスタートしました。当初は、戦後復興の一助として、戦争の打撃をうけた福祉施設を中心に資金支援する活動としての機能を果たしてきました。


鈴木会長に収益の一部を手渡す加賀谷さんの写真

 その後、社会福祉法をもとに「民間の社会福祉の推進」に向けて、社会福祉事業の推進のために活用されてきました。そして70年たった今、社会が大きく変化する中で、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む、民間団体を支援する仕組みとして、また、市民のやさしさや思いやりを届ける運動として進められています。赤い羽根共同募金は、市民自らの行動を応援する「自分のまちを良くする仕組み」です。加賀谷さんは、収益の一部をステージで千葉県共同募金会流山市支会の鈴木孝夫会長に手渡されました。この日のチャリティコンサートでお寄せいただいた浄財は15,899円でした。


拍手をする来場者の写真

 お寄せいただいた募金の約70%は、募金をいただいた流山で使われています。残りの30%は、市域を超えた広域的な課題を解決するための活動に千葉県で使われています。また、大規模な災害が起こった際の備えとして、県共同募金会では、募金額の一部を「災害等準備金」として積み立てています。この積み立ては、大規模災害が起こった際に、災害ボランティア活動支援など、被災地を応援するために使われています。加賀谷さんは、コンサートの中で結婚が決まったことをサプライズ発表、祝福の大きな拍手に包まれました。


山に持っていく小さなギターを披露する加賀谷さんの写真

 流山2丁目のこのはな幼稚園を経て流山北小、南部中と地元育ちの加賀谷さんを応援しようと会場には幼稚園長さんをはじめ中学校当時の先生方も多数駆け付けてくださっていました。加賀谷さんは、震災被災地応援ソング「つなぐ想い」など9曲を披露。「中学時代に生意気で迷惑ばかりかけた恩師の先生方をはじめ、小さなころから私の成長を見ていてくれた方々も大勢足を運んでくださって、アンコールで歌った「PEAK HUNT」では今までの色んな事を思い出して泣いてしまいそうでした」とステージを振り返っていました。


女の子と握手する加賀谷さんの写真

 加賀谷さんは山に持っていくという小さなギターも披露。今年8月、親子3代で長野県の赤岳に登山したという流山にお住まいのご家族は「山頂の行者小屋で加賀谷さんのライブを初めて聴きました。地元で再び聴けるというので家族で来ました」と語ってくださいました。歌って登れるシンガーソング・ハイカーとして登山雑誌などに紹介されることが多い加賀谷さんですが、10月31日のNHKBSプレミアム「日本百名山」にも出演されるそうです。この日は、加賀谷さんのお誕生日ということもあり、おおたかの森センターでは色紙を用意し、来場者からお祝いのメッセージを書いていただき、花束と一緒に色紙もプレゼントしました。

 


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