ぐるっと流山 女性のキャリア形成支援講座~これからの私のためのライフプランニング~

ページ番号31890 更新日 平成28年10月13日

1回目の講座の自己紹介の様子の写真

 平成28年9月8日(木曜日)と、9日から30日までの金曜日、南流山センターで「女性のキャリア形成支援講座~これからの私のためのライフプランニング~」(全5回)が開催されました。一時保育付きの連続講座で、1回目のテーマは「働く覚悟、あなたの中の「働く」を考える」、講師は東海学院大学教授の遠藤雅子さんです。互いの印象を語り合う自己紹介のあと、やってみたいことや職業の二者択一を直感で選択するグループワーク、今までのライフヒストリーを振り返り、主婦としての生活感覚や得意なことを社会でどのように生かしていくか考えました。キャリアとは仕事をすることだけではなく、役割の統合であることを学びました。


講師の遠藤さんによる講演の様子の写真

 2回目のテーマは「自分の軸を見つける」、講師は1回と同じ遠藤さんです。役割分担のシミュレーションから興味関心の個性の読み解きワーク、自分のネガティブな側面をポジチィブに置き換えていくリフレーミングのグループワーク、キャリア理論における役割の理解や自分を取り巻く職業上の資源について学びました。また自業選択の方法、業種や職種をベースにした探し方、職業安定所の賢い利用方法、地域で仕事を探す際のポイントについてお話ししていただきました。


3回目の講座の講師・古澤さんの写真

 3回目のテーマは「子育ても仕事もあきらめない働き方~働きたいあなたはわがまま?~」、講師は子育てコーディネーター・NPO法人ネットワークBeer代表・古澤里美さんです。「働くにあたってやってみたいことや不安なこと」をグループでシェアしワークする。私や家族の問題と感じていることは社会の環境が進んでいないために起こる不安であり、自分を責めず主体的に地域や学校での暮らしの中で「社会的キャリア」を積むことである。キャリアとは職歴ではなく、子育てや暮らしの中でのトラブルやアクシデントを学びの機会と捉え、自分の糧にし「主婦生活」の中でも社会で活躍する力を育てていけることを学びました。


黒板に図を書いて説明する4回目の講師・生田さんの写真

 4回目のテーマは「社会で役立つコミュニケーション~ストレスとうまく付き合う方法~」、講師はNPO法人サポートじょむ代表理事・生田ゆみさんです。「ストレスのサインが体のどこで感じるか」のワークでは、自分のストレス症状について初期の時に対応することが大切である。次にストレスを溜め込みやすい行動パターンテストを行い、200のリラックス法について教えていただきました。最後に現代社会では仕事や人間関係の中でストレスを溜め込み、精神的に病んでしまうケースが増加していることから、ストレスコントロールは重要な課題である。自分の心と身体を尊重する実践的な手法を学びました。


5回目の講座のグループワークの写真

 5回目のテーマは「一足先に働き始めた先輩ママの体験談とグループワーク」講師は株式会社新閃力代表取締役・尾崎えり子さん、NPO法人MamaCanの山田美和さん、NPO法人風土代表・高橋敬子さんです。それぞれの活動の歩みや仕事と育児の両立についてお話しされ、その後各テーブルを回り歓談し、質問や相談を受けました。最後に受講生に「自分のやりたいことやスキルに自信をもって、一歩踏み出す勇気をもってほしい」とエールを送っていただきました。
 受講生からは「普段の生活の中では聞くことができない話が聞けて自分を見つめ直す良い時間でした」「いろいろな選択肢があり、可能性が広がっていると思うことができてよかった」などの感想が寄せられました。
 


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