ぐるっと流山 パラスポーツフォーラム in CHIBA

ページ番号31638 更新日 平成28年9月16日

市内小学生などが障害者スポーツを体験

小学生450人と根木さんらの集合写真

 リオデジャネイロ・パラリンピックが開幕した平成28年9月8日(木曜日)、キッコーマン アリーナで障害者スポーツの競技体験会「パラスポーツフォーラム in CHIBA」(千葉県、流山市教育委員会主催)が開催され、市内小学・高校生などが4年後の東京パラリンピックで千葉県で実施予定の競技を体験しました。


車いすバスケを体験する小学生と指導する根木さんの写真

 第1部の、日本財団パラリンピックセンターが全国で実施するパラスポーツ体験型授業「あすチャレ! School」は千葉県初開催。2000年シドニーパラリンピックで日本代表主将を務めた根木慎志さんを講師に迎え、市内5小学校の生徒約450人が車いすバスケットボールを体験しました。見事シュートを決めた高橋りんさん(八木南小6年)は、「ボールを持ちながら片手で車いすを走らせるのは難しかったけれど、初めての体験で楽しかった」と笑顔を見せました。


小学生を集めて話をする根木さんの写真

 講師の根木さんは、「階段を上がりたいときなど、僕1人だったら困ることも、みんなが手伝ってくれれば困らない。周りの人の協力で、障害はなくすことができる。今日の体験を通じて学んだこと、感じたことを行動に移してほしい」と話しました。


シッティングバレーボールで盛り上がるコーチの方と高校生の写真

 東京パラリンピックでは、ゴールボール、シッティングバレーボール、車いすフェンシング、パラテコンドーが千葉県で行われます。第2部では、市内4高校の生徒と県内大学生約60人がゴールボールとシッティングバレーボールを体験しました。


ゴールボールでボールをブロックする高校生女子の写真

 ゴールボールは視覚障害者がボールを相手ゴールに投げ込むゲームです。障害の程度によって差が出ないよう、「アイシェード」と呼ばれる目隠しを装着し、中に鈴が入った重さ約1.2キロのボールが跳ねる音や鈴の音を頼りにプレーします。飛田悠人君(流山北高1年)は、「床に寝転ぶと意外と音を感じ取れたけれど、目が見えない中、重みのあるボールが自分に向かってくるのは怖かった」と、初めてのゴールボール体験の感想を話しました。


シッティングバレーボールに挑戦する流山南高の男子生徒の写真

 シッティングバレーボールは、尻を床に付けたまま行うバレーボールです。高校生たちは、慣れない体勢での体の移動に苦戦していました。高橋裕治君(流山南高2年)は、「座っているためひざのばねが使えず、普通のバレーボールと違う筋肉を使うので、とても新鮮でまったく別のスポーツのよう。思うように体が動かない分、仲間と助け合い、強い団結感が感じられた」と話しました。


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