ぐるっと流山 元巨人軍の槙原選手や吉村選手などが南流山小学校へ

ページ番号31614 更新日 平成28年9月8日

「アスリートと学ぶ環境教室」が南流山小学校で開催

吉村禎章さん、槙原寛巳さん、三田翔平さん、寺田克也さんの写真
左から吉村禎章さん、槙原寛巳さん、三田翔平さん、寺田克也さん

 平成28年9月8日(木曜日)、南流山小学校(濱崎祐子校長)で、「アスリートと学ぶ環境教室」(一般社団法人環境アスリート協会主催)が開催され、同校の6年生4クラス125人が、元巨人軍投手の槙原寛巳さん、同野手の吉村禎章さん、陸上(中・長距離)の三田翔平さん、陸上(短距離)の寺田克也さんから、野球とランニング方法、そして環境について学びました。


槙原さんに投げ方を教わる生徒たちの写真

 野球・ランニング教室では、2クラスずつに分かれ、交互に野球と走り方を学びました。
野球教室では、読売ジャイアンツで主力打者として活躍しながらも、大きなケガに泣かされ、それを乗り越えて現役引退まで活躍し続けた吉村さんにバッティングの基礎を、日本プロ野球史上15人目の完全試合達成選手の槙原さんから投げ方の基礎を教わり、その後はクラス対抗のティーバッティング試合を行い、野球の楽しさを味わいました。


吉村さんもほめた北岡さんのバッティングの写真

 小学2年生の時から野球を続けている北岡芽生さんは、「吉村さんから直接教えてもらったり、アドバイスをもらえてうれしかったです。これからも野球を頑張りたい」と笑顔で話してくれました。


三田翔平さん、寺田克也さんから走り方を教わる生徒たちの写真

 ランニング教室では、城西大学在学中に箱根駅伝に出場した三田さんと、400m走の選手としてインターハイで優勝し、その後も国体や実業団で活躍した寺田さんに、運動会や体育などで走る機会が多い生徒たちは、速く走るコツを教わりました。


三田さんと共に練習する生徒たちの写真

 速く走るのに重要なのは、腕を振る、地面を蹴る、姿勢とのことで、寺田さんは生徒たちに、「「焼き鳥」になったつもりで、頭の先から串が一本通っていることをイメージして走りましょう」とアドバイスしていました。そして走る姿勢作りのために、初めは早歩き、次に大きいスキップ、早いスキップと段々と走りに近づけていく練習をし、生徒たちは楽しそうに取り組んでいました。


実体験をもとに環境について語る4人の写真

 野球・ランニング教室の後は、全員での環境教室。一見、つながりがないように見えますが、外に出てランニングをしても顔が汚れたり、鼻の中が真っ黒になったりせず、のどが渇けば水道から水を飲めるという当たり前だと思っていることが、自然環境が悪くなるとできなくなるということを、アスリートの方々の実体験からお話しいただきました。元プロ野球選手の吉村さんは、現役時代に野球のバットが折れたら捨てられているのを見て、現在植樹活動に取り組まれているという話もされていました。


吉村さん、槙原さんと共にボールを投げる生徒たちの写真

 濱崎校長は、野球・ランニング教室と環境教室で生徒たちが、楽しみながらも真剣に取り組む姿を見て、「トップアスリートの方々と直接触れ合えるのは本当に数少ない機会なので、生徒たちにとって大変貴重な経験になったと思います。また、学校の授業で環境についての学習はしますが、アスリートの方々のお話は実体験に基づいていて、環境学習とは違う切り口で印象に残ったと思います」と話してくださいました。


槙原さんと楽しそうに給食を食べる生徒たちの写真

 環境教室の後は、4クラスにそれぞれのアスリートがお邪魔して一緒に給食を食べました。この時間には、「どうして野球を始めたの?」や「走っているときは苦しいと思わないの?」などの質問や、逆にアスリートの方から「流山のこと教えて」と言われたりしながら、楽しい時間を過ごしていました。


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