ぐるっと流山　ギャラリーガラス展示「手描染・友禅染　友彩会作品展」

　平成28年9月11日（日曜日）まで、森の図書館のギャラリーガラス展示ケースでは、友彩会による「手描染・友禅染　友彩会作品展」を開催しています。
　友彩会は、日本伝統工芸手描友禅絵師・須田優子さんのもと、会員の方々と流山市内にて手描友禅染の創作をされています。今回の展示では、須田さんの作品と、友彩会会員3人の手描友禅染19点を披露しています。

　幼い頃から日本の伝統に触れてきた須田さん。母親の着物を見てはその美しい色や柄に心を躍らせ、3歳の頃からは日本舞踊を始められました。そうした経験から、自然と友禅染に興味をお持ちになられたそうです。友禅染の道に入られてから、45年。数多くの作品展にて受賞されています。また、国際文化交流の一環として、オーストリア、カナダ、中国等、世界の主要都市でも、日本の伝統的な染めの技法を紹介してきました。須田さんは「少しでも多くの人に手描友禅のすばらしさと、その技法を伝えていきたいと思っております」と語ります。

　「友彩会作品展」では、額絵やロウケツ染めのTシャツ、スカーフなど多様な作品を展示しています。柄も菊や葡萄、獅子など、繊細で美しい色の数々です。ご覧になられた方からは、思わず「きれいね」というため息も聞かれました。手描友禅染の工程も紹介されていますので、そちらも併せてご覧ください。

　展示は平成28年9月11日（日曜日）までの間、9時30分から17時に開催しています（9月5日（月曜日）は休館。最終日は15時まで）。お問い合わせは、森の図書館（電話 04-7152-3200）まで。