ぐるっと流山 中学生のための吹奏楽ワーク

ページ番号31817 更新日 平成28年10月3日

楽器別講習会で講義を聞く生徒の写真

 平成28年8月23日(火曜日)文化会館で、「中学生のための吹奏楽ワーク」が開催され、市内9中学校の吹奏楽部員286人が集いました。
 この吹奏楽ワークショップは、吹奏楽を学んでいる市内中学生の音楽スキルを向上させ、他校の生徒との交流によりお互いに高めあう機会にしようと始まったものです。
 


楽器を抱えながらメモを取る生徒の写真

 午前の部はホール・ホワイエを会場とした「パート練習」のグループと、公民館を会場とした、専門講師から楽器ごとに指導を受ける「楽器別講習会」のグループに分かれました。これは、昨年度までのアンケートの中で要望の多かった、「自分の楽器のワークをしてほしい」という声を取り入れ実現したものです。


パート練習の写真

 パート練習のグループは、ホール・ホワイエの中でパートごとに分かれ、まずは各学校の普段のパート練習方法を発表し合いました。その中でやってみたいと思う学校の練習方法を選び、選ばれた学校のパートリーダーを中心に練習をしました。
 普段とは違った方法でのパート練習を受けた生徒たちからは、「ほかの学校のパート練習の方法が分かってとても勉強になりました」「他校の練習方法を自分たちの学校の今後の練習にも取り入れたい」といった声が聞かれました。
 


専門講師から音出しの仕方を学ぶ生徒の写真

 楽器別講習会のグループは、お招きしたそれぞれの楽器専門の講師から楽器についての専門知識や、音出しの仕方、効果的な練習の仕方などを教えていただきました。自分の楽器について直接専門の講師から指導を受けることができた生徒は、「普段私が困っていたことも解決できてすごくいい時間でした」「姿勢から教えていただき、とても勉強になりました」といった感想があり、大変有意義な時間であったことが伺えました。


全体での合同合奏の写真

 午後は吹奏楽部の顧問の先生の指導による、全体での合同合奏。舞台に乗って演奏するグループ、舞台の演奏を聴くグループに分かれ、演奏をするだけでなく、仲間の演奏を客席で「聴く」という体験もしました。仲間の演奏を聴くことは、自分たちが演奏する際に気を付けるポイントやより良く演奏するためのヒントを得るとても良い機会になりました。


演奏を聴く生徒の写真

 このワークショップでは、楽器の演奏に関する専門的な知識を学ぶことができたほか、他校の生徒とともに講習を受け、共に練習をしたことによって、新たな練習方法を見つけ、多くの仲間と交流できたことも大きな収穫となったようでした。
 市内中学校の吹奏楽部の皆さんが、今回の吹奏楽ワークでの経験を日頃の練習に生かし、これまで以上に技術を磨いてほしいと願っています。
 


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ