ぐるっと流山 公民館宿泊事業「めだかの学校」2日目

ページ番号31575 更新日 平成28年9月7日

ラジオ体操の写真

 平成28年8月27日(土曜日)、毎年文化会館で実施している小学生の宿泊事業「めだかの学校」の2日目が、6時半のラジオ体操から始まりました。夜更かしした子どもたちは、眠たい目をこすりながら文化会館の駐車場に降りてきました。広がって体操の準備をすると、突然CDプレーヤーから「ラジオ体操だいいづー」と山形弁が流れてきました。このCDは、市内でボランティア活動をしている「流山市子ども会育成連絡協議会」の藍川さんからお借りしました。心和む山形弁のかけ声の入った、いつもとは違うラジオ体操の音楽に合わせて体を動かしていく中で、だんだんと子どもたちの目も覚めてきたようです。


調理の様子の写真

 朝のラジオ体操が終わって体も目覚めると、朝食作りです。料理の準備も2回目となると子どもたちは自ら進んで準備を始めて、予定よりも早く全班のごはんが完成しました。A班は「パンケーキとりんご」、B班は「ご飯・サンドイッチと卵焼きと野菜炒め」、C班は「トーストとスクランブルエッグとサラダ」、D班は「ご飯と味噌汁と卵焼き」を作りました。


からだを使ったサイエンスの写真

 食事の片づけをみんなで終わらせた後は休憩タイム。9時半からは東京理科大学「サイエンス夢工房」の山川先生を講師にお招きして「からだを使ったサイエンス」と題して紙のグライダーを作り、飛ばしました。用意された厚紙をはさみで切ってグライダーを作るのですが、2つある型紙のうち1つは折り方が書いてあり、もう1つは自分たちで翼を調整します。自分たちで工夫したグライダーは風に乗って飛んで、中には4メートル以上も飛ぶグライダーも出来ました。


調理の様子の写真

 昼食作りでは、両親に感謝の気持ちを伝えるために、みんなでデザートを作ろうということになりました。紙コップに日頃の感謝を書き込んで杏仁豆腐を作り、その後にめだかの学校の最後の昼食を作りました。料理も3回目になると全員が要領をつかんだ様子で、おいしそうな料理が次々と出来上がりました。仲良くなったみんなは、「私の班のポトフ食べて」「僕の餃子食べない?」と料理を交換しながら、みんなで昼食を楽しんでいました。A班は「ハムとスクランブルエッグをはさんだフランスパンにポトフ」、B班は「チャーハンと餃子」、C班は「チャーハン」、D班は「冷やしうどん」を作りました。


室内でのゲームの様子の写真

 食後の休憩を取った後は、学生ボランティアによる「大学生お楽しみ企画」です。大学も学部も違う学生たちは、めだかの学校が始まる前に集まって子どもたちを楽しませる企画をいくつも準備してきました。あいにく雨が降って外でのゲームはできなくなりましたが、それでも室内で「マネーゲーム」「ジェスチャーゲーム」など思いきり体を動かしました。


帰りの会の写真

 楽しかっためだかの学校もいよいよ帰りの会を残すのみになりました。2日間過ごした文化会館をみんなでピカピカにしようと、調理室の床の油汚れや落ちているごみを拾いました。掃除を終えて帰る準備をしている子どもたちは「まだ帰りたくないな~」「学校が違うけどまた遊ぼう」と、めだかの学校が終了するのを名残惜しんでいました。
 「帰りの会」が始まり、子どもたちから保護者へ手作りの杏仁豆腐が配られました。「いつも優しいお母さんありがとう」などコップに書かれたメッセージに気がつくと、ちょっぴり成長した子どもたちの姿に感心していました。その後に2日間の子どもたちの活動を撮影した写真をスライドショーで観賞しました。最後に、学生ボランティアから子どもたち1人ひとりのいいところを3つ書いた「君のいいところカード」が配られ、感動のうちにめだかの学校が閉校しました。
 


子どもたちとボランティアの皆さんの集合写真

 今回協力していただいた江戸川大学、東京理科大学、東洋学園大学、帝京平成大学の8人の学生ボランティアの皆さんは、公民館の職員と準備を進め、2日間にわたり子どもたちが楽しく過ごせるめだかの学校を作り上げてくれました。子どもたちが自分たちで考え行動するのを見守り、ときには助言をしながら、1人ひとりの安全に気を配っていただきました。来年もまた参加したいという学生の声もあり大変心強く感じました。


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