ぐるっと流山　市制施行50周年・第40回流山花火大会

　平成28年8月26日（金曜日）、市制施行50周年・第40回流山花火大会が開催されました。台風の影響により、当初予定していた日程から延期があったものの、当日は市内外から10万7千人の方が訪れ、夜空に咲く花火を楽しみました。

　市制施行50周年・第40回の記念すべき今回の花火大会は、今年も昨年同様に埼玉県三郷市との同日開催で行われ、両市合わせて1万4千発の花火が打ち上げられました。有料観覧席は当日にはすべて完売となり、開始時間の直前になると、無料の観覧席も含め、会場となった江戸川堤が来場者でいっぱいになりました。
　16時からオープンした、「屋台村」は上流と下流にそれぞれ地元のお店などが並び、浴衣を着た方や食事をする方たちで賑わっていました。

　開会式では、実行委員長の流山商工会議所池森政治会頭、大会会長の井崎義治市長をはじめ、来賓の方々などが挨拶し、台風の影響で延期があった中でも、花火大会実行委員会をはじめとした皆さんの協力によって記念すべき花火大会が開催できることへの感謝の言葉などが述べられました。そして、志賀進一流山観光協会会長のカウントダウンの後、点火式となり、今回の花火大会が幕を上げました。

　　伝統的な日本花火やスターマイン、ハート型の花火などさまざまな形をした花火が次々が夜空に上がり、大きな炸裂音が響き渡ります。観覧席からは、花火の音に負けないくらいの歓声が上がり、開始早々から大いに盛り上がっていました。また、寄せられたメッセージとともに打ち上げるメッセージ花火には5組からの応募があり、友人や家族、恋人へのメッセージが読み上げられました。

　流山花火大会の代名詞となったスカイミュージカル。人気の曲に合わせて花火がシンクロし、曲の盛り上がりとともに激しくなる演出に、観客席では目が釘付けの様子でした。
　スカイミュージカルのクライマックスは、大玉のスターマインや連続花火が惜しみなく打ち上げられ、記念すべき今大会を盛大に彩りました。

　江戸川台からお越しの渡辺さんご家族。今回で4回目となるご観覧で、「子どもたちも、流山の花火大会をいつも楽しみにしています。特にスカイミュージカルは毎年人気の曲に合わせて盛大に花火が打ちあがるので、今年もみんなで盛り上がりたいと思います」と話してくれました。

　また、第一回の花火大会から欠かさず参加していると語ってくれた平和台からお越しの金子さん(73歳)は、千葉市にお住まいのご友人と一緒にご観覧。「今まで天候に恵まれず中止となったこともあり、今年の開催が心配でしたが、無事開催されてほっとしています。今年も友人たちと夜空に咲く満開の花火を一緒に楽しみたいです」と話してくれました。